• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

高エネルギ-ニュ-トリノ,ガンマ線の測定

研究課題

研究課題/領域番号 03452019
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 核・宇宙線・素粒子
研究機関東京大学

研究代表者

西川 公一郎  東京大学, 原子核研究所, 助教授 (60198439)

研究分担者 西嶋 恭司  東海大学, 理学部, 助手 (40202238)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
1991年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
キーワード高エネルギ-ニュ-トリノ / 高エネルギ-ガンマ線 / 上向きミュ-オン
研究概要

(1)ニュ-リノによる上向きミュ-オン用トリガ-
将来の大面積の測定器での観測を考え,トガリ-を小さな領域で行なう。又宇宙線の頻度を考えると,出来るだけ時間巾の小さなコインシデンスをする必要がある。ここでは4本以上の下向きに置かれた光電子増倍管が30nsの巾でコインシデンスする事を要求した。レイトは約4Hgであった。これは地下大型測定器のレイトと同程度である。解析の結果,30%には,一層目(上向き)にシグナルがあった。ミュ-オンの方向と位置を決定する為には,少なくとも6本の光電子増倍管の情報が必要とされる為,解析時に150nsの範囲のシグナルを使用する。6本以上がシグナルを持っている事を要求すると,デ-タ量は1/5になる。この内1/2は一層目に大きなシグナルが存在する.これはエア-シャワと考えられる。残りの1/2は測定器測面から入射したミュ-オンであることが,イベントのスキャンから分る。この方向を求めると,地形上山が測定器に迫っている方向に少ない。ミュ-オンの到来方向の頻度は、地形から予想される頻度とコンシステントである。結論として,トリガ-は地上でも可能である。又解析に於て,一層目のパルスハイトを調べる事により大部分のエア-シャワ-イベントは消去出来る。残った水平方向に近いミュ-オンも方向など解析可能である。現在上向きミュオンと下向きミュ-オンの識別可能性を調べている。
(2)ガンマ線トリガ-
ここでは,トリガリ-段階でガンマ線を選び出す事は行なわず,エア-シャワ-を可能な限り低いスレショルドで測定した。一層目の全エネルギ-でトリガ-した。パルスハイトの分布から,約20TeV付近がトリガ-スレショルドと思われる。シャワ-プロファイル,3属目のミュオンによる光量分布が得られている。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 松本 拓己: "A feasibility study of large water Cerenkou detector on the surface" Nuclear Instrument and Method.

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi