研究課題/領域番号 |
03453106
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子物性・高分子材料
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
白川 英樹 筑波大学, 物質工学系, 教授 (40016720)
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研究分担者 |
赤木 和夫 筑波大学, 物質工学系, 助教授 (20150964)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1992年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1991年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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キーワード | 導電性高分子 / 導電性高分子液晶 / 可溶性導電性高分子 / 共役系高分子 / ポリチオフェン誘導体 / ポリアセチレン誘導体 / メタセシス触媒 / チグラー・ナッタ触媒 / メクセシス触媒 / 共〓系高分子 / メタセシマ触媒 / 可溶性導電高分子 / チグミ-・ナッタ触媒 |
研究概要 |
側鎖型共役系高分子を合成すべく、アセチレン系、チオフェン系、およびピロール系について、下記に示すモノマーを合成し、重合を試みた。 アセチレン系では1から7までの2種類のメソゲンとアルキル鎖長の異なるモノマーを合成し、1を除くすべてのモノマーの重合に成功した。すべてのポリマーはスメクティック液晶相を示した。 チオフェン系のモノマーは8および9のいずれも、三塩化鉄を触媒とした重合や電気化学的参加重合により高分子化合物を得たが、架橋しているため可溶性を示さず、液晶性を確認することはできなかった。フェニル基に結合してエーテル酸素が触媒と反応することがその理由であると思われたので、2、5位を臭素で置換したモノマー10を合成し、これをニッケル錯体を触媒とする脱ハロゲン化縮合による重合を試みたが、現在の段階で、重合の最適条件は見い出していない。ピロール系についてはN位を液晶残基で置換した11と12を合成し、電気化学的重合を試みた結果、重合体を得ることができたが、可溶性がないため液晶性を確認するには至っていない。
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