研究課題/領域番号 |
03454012
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物生理学
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
竹葉 剛 京都府立大学, 生活科学部, 助教授 (90027194)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
1992年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1991年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | 花芽形成 / ペプチド / アオウキクサ / アサガオ / cDNA / 短日 / 窒素欠乏 / 花成誘導 / ウキクサ / フロリゲン / 花成ホルモン |
研究概要 |
1)アオウキクサから単離した花成誘導能をもつタンパク質の中の、どのような構造が花成誘導活性をもつのかを調べるために、花成誘導タンパク質のcDNAを、フレームが合うようにBlueScriptプラスミドに組み込み、バクテリアがつくったタンパク質を精製した。そのタンパク質をトリプシンで消化し、活性を示す断片を精製し、その構造を決定した。その情報をもとに、いくつかのペプチドを合成し、花成誘導能をしらべたところ、最低3個のアミノ酸からなるペプチドが、10^<-14>Mという低い濃度で、アオウキクサに対して花成誘導能をもつことが判明した。 2)上記トリペプチドのN末にアミノ酸一個をつけたペプチドは、10^<-8>M以上の濃度で、アオウキクサのN欠による花成、短日による花成を強く阻害した。このことは、生理的な条件のもとで生成する花成誘導物質と、上記トリペプチドの構造が類似しているために、花成誘導が阻害されたものと解釈されるので、上記トリペプチドがいわゆる「花成ホルモン」の構造の一部をなしている可能性がある、と判断される。 3)アオウキクサのcDNAをプローブとして用いて、アサガオ、ダイコンからcDNAを単離したところ、2種類のcDNAが存在し、それらの間のホモロジーは塩基レベルで90%以上という高さを示すことが判明した。
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