研究課題/領域番号 |
03454071
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
林学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
熊谷 洋一 東京大学, 農学部, 教授 (50012042)
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研究分担者 |
斉藤 馨 東京大学, 農学部(林), 助手 (70215531)
下村 彰男 東京大学, 農学部, 助教授 (20187488)
堀 繁 東京工業大学, 工学部, 助教授 (90143403)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
1993年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1992年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1991年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 森林景観管理 / レクリエーション / 景観計画 / 景観シミュレーション / 都市近郊林 / 景観管理 / レクリエ-ション |
研究概要 |
3年間にわたる研究成果を整理し研究全体を総括した。 1.森林レクリエーションの趨勢と自然環境 森林レクリエーションの歴史的展開を整理し、その趨勢と最近の傾向を把握すると共に、現在、林野庁、環境庁の実施している施策事例を分析し、相互の比較評価を行った。さらに、首都圏1都6県を対象に、自然環境区分とレクリエーション活動との関係について分析し、立地特性と活動分類の対応付けを行った。 2.森林景観の特質と保全方法 日本の景観の特色と要因を整理し、森林景観を眺望景観と囲繞景観、景勝地景観と普通地景観の2軸上で捉えることの意義を明らかにした。そして、その軸上で分類された森林景観毎に保全方法を考えることの必要性を述べた。 3.森林景観の保全技術 森林景観の保全を具体的に実践するための計画手法と計画技術について検討を加えた。景観計画におけるレベル、手順を論理的に整理し、計画技術については、コンピュータグラフィックスが有効な技術であることを示し、その技術の開発と応用を東京大学演習林の森林データを活用した森林景観シミュレーション手法として完成させた。 さらに、森林景観の評価に関して、評価実験のケーススタディをおこない、有効な評価手法の検討を行った。 4.森林景観の利用と管理 森林空間のレクリエーション利用のための演出法を検討し、従来の森林の取扱いだけではなく、新しい森林レクリエーション空間創出と管理の具体的提案を行った。
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