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各種GTR材の親和性に関する評価検討(ヒト骨芽細胞及び線維芽細胞を用いた評価系の確立)

研究課題

研究課題/領域番号 03454443
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関明海大学

研究代表者

池田 克已 (池田 克巳 / 池田 克己)  明海大学, 歯学部, 教授 (50049350)

研究分担者 辰巳 順一  明海大学, 歯学部, 助手 (60227105)
栗原 徳善  明海大学, 歯学部, 講師 (10186512)
渡辺 幸男  明海大学, 歯学部, 助教授 (90118589)
研究期間 (年度) 1991 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
1993年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1992年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1991年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード歯周組織再生誘導(GTR)法 / 骨芽細胞 / フィブロネクチン / コラーゲン / 接着タンパク / GTR / オステオカルシン
研究概要

歯周組織再生誘導(GTR)法のバリアーに用いられている各種新素材(PTFE膜とMillipore┣D1【○!R】〔)膜)の骨への直接的な作用の一端を明らかにしたいために、ヒト骨芽細胞様細胞(MG63)を用いin vitroでこの細胞がGTR膜と接する領域において産生する接着性タンパクの動態を経時的に検討した。すなわち当該部におけるフィブロネクチン、I型およびIII型コラーゲンについて免疫抗体法により蛍光染色を行った。この蛍光組織化学染色標本を介し、これを蛍光画像解析装(ACAS)を用い検討した。その結果(1)コントロール実験条件下では、骨芽細胞MG63はフィブロネクチン、I型およびIII型コラーゲンモノクローナル抗体に反応する。(2)Gore-Tex┣D1【○!R】〔)膜(PTFE膜)およびMillipore膜とも、フィブロネクチンの平均蛍光量やその局在領域は、培養3日より6日で減少する蛍光がみられた。(3)Gore-Tex┣D1【○!R】〔)膜およびMillipore┣D1【○!R】〔)膜周囲のI型コラーゲンの平均蛍光量やその局在領域は、培養日数の経過とともに上昇する傾向をみた。(4)Gore Tex┣D1【○!R】〔)膜およびMillipore┣D1【○!R】〔)膜周囲のIII型コラーゲンの平均蛍光量やその局在領域は、I型コラーゲンと同様に培養日数の経過とともに上昇する傾向をみた。(5)フィブロネクチン、I型およびIII型コラーゲンの産生において、Gore-Tex┣D1【○!R】〔)膜とMillipore┣D1【○!R】〔)膜間で差は認められなかった。
以上の結果から、骨芽細胞が組織再生誘導に用いる膜に接する領域でのフィブロネクチン、I型およびIII型コラーゲン等の接着タンパクが働き、膜周囲の細胞機能の調節に関与していることが示唆された。

報告書

(4件)
  • 1993 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書
  • 1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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