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小・中学生の有酸素的作業能および運動能力の発達に関する追跡的研究

研究課題

研究課題/領域番号 03454535
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関東京大学

研究代表者

小林 寛道  東京大学, 教養学部, 教授 (60023628)

研究分担者 八木 規夫  三重大学, 教育学部, 助教授 (10126998)
研究期間 (年度) 1991 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
1993年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1992年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1991年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード発育発達 / 縦断的研究 / 最大酸素摂取量 / 追跡的研究 / 幼児・児童 / 発育期の運動の影響 / 幼児体育
研究概要

本研究は、幼児期から中学生期にかけての最大酸素摂取量および運動能力の発達の様子を、同一対象の追跡的測定によって縦断的に明らかにすることを目的として、1980年10月以来異なる対象群に対して継続実施してきた研究のうち1991年から1994年度について実施したものである。
幼児期に活発な身体活動を行う指導が行われた三重県紀伊長島町立K幼稚園の卒園児で中学2〜3年生に在籍した対象児を1991〜1992年7月にかけて追跡測定した。このことにより、本研究期間内に男子78名、女子33名、昨年度までの測定結果を含めて男子107名、女子38名の10年間にわたる追跡測定結果が得られた(K群)。
一方、幼児期に運動指導が行われることがなかった三重大学教育学部付属幼稚園の卒園児については、1991〜1993年度にかけて、男子74名、女子61名の追跡測定を実施し、8〜9年間の縦断的測定結果を得た(M群)。
これらの縦断的測定結果を、個人値の個人値の推移としてとらえるのが、本研究の主な目的である。しかし、集団の平均値を示すと、次のようである。K群男子6歳1.0191/分(50.0ml/kg/分)、10歳1.6271/分(47.70ml/kg/分)、13歳2.401/分(54.52ml/kg/分)、14歳2.701/分(55.46ml/kg/分)、15歳2.811/分(54.17ml/kg/分)。これに対しM群男子では、6歳0.9441/分(44.36ml/kg/分)、10歳1.6141/分(49.43ml/kg/分)、11歳1.7431/分(48.67ml/kg/分)、12歳1.9601/分(47.46ml/kg/分)。
女子の値については省略。
このように、K群とM群には幼児期で体重あたり最大酸素摂取量に差がみられたが、10歳では両群で差が有意でなくなっている。PHV年齢をはさんで、最大酸素摂取量には急激な増大がみられた。

報告書

(4件)
  • 1993 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 小林 寛道: "子どものエアロビックパワーとアネロビックパワー〜スポーツ・トレーニングの影響〜" 体育の科学. 43. 702-709 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1993 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kobayashi, K.: "Aerobic power and anaerobic power for boys and girls : the effect of sports and training" Sciences of Physical Education. 43(9). 702-709 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1993 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 小林寛道: "子どものエアロビックパワーとアネロビックパワー〜スポーツ・トレーニングの影響" 体育の科学. 43(9). 702-709 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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