研究課題/領域番号 |
03455023
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 東京大学 (1992) 岡崎国立共同研究機構 (1991) |
研究代表者 |
古市 貞一 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (50219094)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1992年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1991年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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キーワード | イノシトール3リン酸 / IP_3受容体 / Ca^<2+>チャネル / ショウジョウバエ / 細胞内カルシウム / シグナル伝達 / 細胞内情報伝達 / イノシト-ル3リン酸受容体 / イノシト-ルリン脂質代謝 / カルシウムチャネル |
研究概要 |
本研究計画によって以下のような研究成果を得た。 1.機能ドメインの解析 IP_3受容体のリガンド結合領域は、N末端650アミノ酸配列内に存在する。受容体/チャネル複合体は4量体として機能するが、この構造には膜貫通領域が重要である。 2.タイプ1受容体のスプライシング・サブタイプ解析 IP_3受容体にはaltemativeスプライシング部分が2箇所存在することがわかった。1つはリガンド結合領域内にあり、もう1つは2つのPKAリン酸化部位に挟まれた所に存在する。これらスプライシング・サブタイプは、組織特異的、発達段階特異的に発現調節されていることがわかった。 3.ショウジョウバエIP_3受容体cDNAのクローニング ショウジョウバエ頭部よりIP_3受容体cDNAをクローニングし、その全一次構造を決定した。IP_3受容体の発現部位の解析から、ショウジョウバエにおけるIP_3Ca^<2+>シグナル伝達の多様な役割を示唆する結果を得た。また、IP_3受容体遺伝子の染色体マツピングを行い、既知のミュータント遺伝子座とはリンクしないことがわかった。 4.中枢神経系でのIP_3受容体ファミリーの発現 IP_3受容体ファミリーのマウス中枢神経系での発現分布を、in situハイブリダイゼーション法で解析した。マウス中枢神経系では、IP_3受容体ファミリーのなかでもタイプ1受容体が優先的に発現していることが明らかとなった。タイプ1受容体遺伝子はマウス第6染色体上にマップされた。
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