研究課題/領域番号 |
03555128
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築設備・環境工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
加藤 信介 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (00142240)
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研究分担者 |
水谷 国男 三建設備工業(株), 技術研究所, 主査
森川 泰成 大成建設(株), 技術研究所, 数値シミュレーション
持田 灯 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (00183658)
村上 周三 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (40013180)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
16,000千円 (直接経費: 16,000千円)
1992年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
1991年度: 10,700千円 (直接経費: 10,700千円)
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キーワード | 建物内外の空気流動 / マクロ解析 / ミクロ解析 / 通風 / 数値解析 / マクロ・ミクロ解析 / 大空間 / アトリウム空間 / 換気性状 / トレ-サ-法 / 空気年齢分布 |
研究概要 |
本研究では建物内外の空気流動に関し、管路網シミュレーションによるマクロ解析及び乱流の数値シミュレーションによるミクロ解析を統合して総合的に解析するシステムを開発した。 マクロ・ミクロ統合解析は、建物内の空気流動が顕著に3次元的で大きな分布性状を示す場所では、3次元乱流数値シミュレーションによるミクロ解析を行ない、ダクト内等大略的に1次元的な流れにモデル化できる場所では、管路網シミュレーションによるマクロ解析を行なって、統合的に建物に関連する空気流動を一体解析する。 本研究ではこのミクロ解析とマクロ解析の整合性を確保するため新たに開発したマクロ解析モデルを実用化し、同じく既に開発実用化しているミクロ解析モデルとこれを結合させてシステムを構築した。又、ここで開発したマクロ・ミクロ統合解析システムを実際の建物内外の流れ場に適用した。本研究における具体的な適用対象としては(1)建物内全体に関する総合的な空気流動並びに換気効率分布性状と、(2)風による通風現象を考え、これらの流れ場に関する実測、実験との比較から解析結果の精度を検討するとともに、モデルに改良を加えた。 上記のマクロ・ミクロ統合解析システムはシミュレーションを実際に実行する計算システムに対する柔軟性を確保するため、Unixオペレーティングシステムのもとで開発した。
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