| 研究課題/領域番号 |
03555131
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| 研究種目 |
試験研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
建築計画・都市計画
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| 研究機関 | 熊本大学 |
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研究代表者 |
両角 光男 熊本大学, 工学部, 教授 (50040449)
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| 研究分担者 |
伊藤 重剛 熊本大学, 工学部, 助教授 (50159878)
堀内 清治 熊本工業大学, 教授 (70040350)
川床 睦夫 財団法人中近東文化センター, 主任研究員
中村 裕文 都城工業高等専門学校, 助手 (50249893)
位寄 和久 熊本大学, 工学部, 助教授 (00244103)
木島 安史 千葉大学, 工学部, 教授 (90040427)
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| 研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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| 研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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| 配分額 *注記 |
17,500千円 (直接経費: 17,500千円)
1992年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1991年度: 15,500千円 (直接経費: 15,500千円)
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| キーワード | 発堀調査 / 都市遺跡 / イスラム史 / 光波測距儀 / 3次元モデリング / マルチ・メディア・システム / 3次元グラフィックス / テクスチュア・マッピング / 発掘調査 |
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| 研究概要 |
1.研究の目的・方法:都市遺跡の発堀支援と研究室における発堀過程の追体験を目的とする3次元CGシステムを開発。発堀作業への試験利用をとおして、システムの運用技術を確立し、また、性能を評価する。
2.研究の成果:3つのサブシステムを開発し、性能を評価した。
(1)現場サブシステム:遺構を多面体で、層位境界面を折面で遺物出土位置を点で表わすものとして、発堀現場で、必要な点の3次元座標を光計測機器で計測し、パソコンで各種平面図や鳥瞰図などを即日作成する。アル・トゥール遺跡で試験利用し、大きな遺跡でも作業の状況や遺跡の全体像が容易に把握できる、出力図をスケッチの下図に利用すると、現場での観察や記録作業の質・速度が向上するなどが分かった。
(2)研究室サブシステム:(1)で作成したデータを基に、遺構の要素別(部位・材質・施工時期別)3次元モデルを作成し、それらを組み合わせて遺跡CGモデルを構築する。遺構の表面模様の記録・再現には、3次元モデルに写真画像を合成表示する手法を用いる。要素別モデルを移動、除去しながら発堀の経過を再現したり、遺構の空間構造を解剖的に分析したりする機能をもつ。アル・トゥール住居遺構について試験利用し、システムが、研究室内で発堀過程を追体験し、解剖的に遺跡を分析する道具として、図面を超える性能を持つことなどを確認した。
(3)記録写真検索システム:発堀過程で撮影された大量の記録写真を管理する。パソコン画面を見ながら、遺跡における空間的位置関係や、発堀段階における時間的関係を手がかりに検索できる。要素別モデル構築の際の参考とするため開発したが、これ自体、発堀の過程を追体験する道具として活用できることが明らかになった。
3.評価:モデル構築やシステムの操作の繁雑さの解消が課題として残ったが、機能的には当初計画したシステム開発の目的を達成できた。
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