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各種培養細胞に対する機械的外力負荷実験モデルの確立

研究課題

研究課題/領域番号 03557078
研究種目

試験研究(B)

配分区分補助金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関昭和大学

研究代表者

山田 庄司  昭和大学, 歯学部, 教授 (00111617)

研究分担者 伊藤 隆延  昭和大学, 医学部, 講師 (70245877)
斎藤 茂  昭和大学, 歯学部, 助手 (20195986)
研究期間 (年度) 1991 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
1993年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1992年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1991年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
キーワード骨芽細胞 / 歯根膜細胞 / 細胞培養 / 外力負荷 / 反復伸展 / 細胞増殖 / コラーゲンゲル / 包埋培養 / コラ-ゲンゲル
研究概要

初年度は自作機を用いて新生ラット頭蓋冠由来骨系細胞やヒト歯根膜由来細胞に適当な伸展距離や伸展周期を設定するための基礎的データを集めながら,装置に使用する部品の使用テストを行った。その結果,当初予定していたソレノイド駆動方式では,炭酸ガス培養器中で十分な耐久性が得られないことが判明し,防水モーターとカムを使用する方式に変更した。これによって,耐久性の向上だけでなく,カムの形状を変えることにより,ソレノイド方式では不可能な外力の負荷速度の調節がある程度可能になった。この防水モーター・カム駆動方式の装置は初年度中に完成し,耐久試験や細部の改良に着手した。次年度には完成した装置を使って細胞に外力負荷を加える使用実験を行いながら,細部の改良を繰り返し,ナイロンメッシュとステンレス棒の接着法の改良や,培養細胞の播種における操作性を向上させるための周辺器具の作製などを行った。一方,より複雑な外力負荷速度の調節を可能にするための,パルスモーター駆動方式の装置は,炭酸ガス培養器中での使用に耐え得るものが無く,結局ある程度の耐久性で妥協し平成5年1月に装置として一応完成させたが,十分な耐久性のある実用的な装置として完成させることはできなかった。最終年度には,新生ラット頭蓋冠由来骨系細胞やヒト歯根膜由来細胞を使って外力を負荷する使用実験を繰り返しながら,試料保持部等に若干の改良を加えた。本研究ではパルスモーター駆動方式を完成させることはできなかったが,当初予定していなかったカム駆動方式を採用することで,目標の性能をほぼ満足し,実用に耐え得る耐久性と操作性を備えた装置を開発することができた。

報告書

(4件)
  • 1993 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 斎藤 茂: "コラ-ゲンゲル包埋培養法をヒト歯根膜由来細胞に適用した際の機械的伸展力の影響" 日本矯正学会誌第50回日本矯正学会抄録号. 134- (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 天野 均: "周期的外力刺激に対する骨系細胞の応答性" 昭和歯学会誌. 12. (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] S.SAITO: "The development of mechanical stimulator of cultured cells in collagen gel matrix.In:The Biological Mechanisms of Tooth Movement and Craniofacial Adaptation." EBSCO MEDIA, (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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