研究課題/領域番号 |
03558030
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
西之園 晴夫 京都教育大学, 教育学部・附属教育実践研究指導センター, 教授 (90027673)
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研究分担者 |
木村 明 (株)マイクロソフトウェアアソシエイツ, MINDプロジェクトチーム, グループリーダー
市川 晃 (株)ラインズコーポレーション, 教育技術部, 課長
小倉 智之 (株)ラインズコーポレーション, 教育技術部, 課長
片桐 明 (株)リギーコーポレーション, 代表取締役
林 徳治 京都教育大学, 教育学部・附属教育実践研究指導センター, 助手 (50228582)
平賀 正樹 富士通株式会社
黒田 裕輔 富士通パソコンラボ, 開発部
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 13,000千円)
1992年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1991年度: 11,500千円 (直接経費: 11,500千円)
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キーワード | 情報教育 / 情報基礎 / プログラミング基礎 / 中学校 / 日本語プログラム言語 / プログラミング言語 / 中学校技術・家庭科 / 統合ソフトウェア / プログラム言語 / 実用化試験 |
研究概要 |
教育用Mind5.5版のうちの対話モードをいきなり子供達に使用して、その効果を調査するつもりでいたが、実際に予備的に使用してみると、なお困難な点が数多くあることが明かとなった。そのために、より使用しやすいようなユティリティ・プログラムを開発する必要に迫られた。Mind言語のプリミティブ命令だけの使用であると、描画なども全て言語による命令として記述しなければならない。そうすると表現したい図形を自由に描くためには、かなりのプログラミング能力と時間とが要求される。中学生段階では、描画にたいして強い興味を示すが、従来の「お絵描ソフト」では、単なる描画に終わってしまい、コンピュータの機能を理解することができない。そこでこの両者を統合するために文章を作成するワープロ機能と、図形を作成するためのソフトを開発し、作成された文章や図形を操作するためにプログラムを作成するという枠組みを開発した。その結果として「Mind WAVE」のパッケージが市販されることとなった。しかし、開発したシステムでは、文章画面や図形画面をプログラムで操作できるようになっていたが、プログラミングをする過程が複雑であった。教師による教材作成には適していても、生徒が使うには不便である。平成4年度では、中学生でも簡単に扱えるように画面を樹状構造にあらかじめ作成し、それを挿入、削除、移動、復写など柔軟に編集できるように統合化したシステム「Mind TREE」を開発した。また、中学校において簡単なプログラミングを実施して、BASIC言語の使用と比較した結果、日本語によるプログラミングの方が親しみやすいとの結果が得られた。今後の課題としては、この「Mind TREE」を中学生に使用しやすいように改善しそのときの効果についての研究が必要である。
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