研究分担者 |
村川 雅弘 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (50167681)
木村 捨雄 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (90000059)
松田 伯彦 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (90009027)
重信 陽二 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (00123779)
田中 昭太郎 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (10179757)
吉崎 静夫 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (20116130)
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配分額 *注記 |
14,300千円 (直接経費: 14,300千円)
1993年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1992年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1991年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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研究概要 |
5班編成で研究・協議を進め,年4回程度の全体会議で相互理解と調整を図った。 「教育実習の授業の法則化スキルの科学的検討と訓練目標の体系化」班は関連研究の知見から教師の力量を抽出・分析,整理する共に教育実習協力校の教師に対して「教育実習生に望む教師としての資質・力量」と「教育実習のあり方」に関する調査を,教育実習を経験した学部生に対しても教師の資質・力量に関する調査を実施し,整理した。 「知的マルチメディア型教育実習訓練システムの開発と試験使用」班は教育実習の事前指導のための自学自習支援システムを開発した。具体的には,教師の事例ベースの学習を支援するために,VTR中断法に基づく授業ビデオ映像ライブラリを活用するシステムを開発し,実習生に対して試行した。 「国語と算数の授業の計画と実態のズレにおける教師の意思決定スキル訓練システム開発」班は算数科の授業における教授の意思決定スキルを分類整理し,典型的な意思決定場面を集めた授業映像データベースと意思決定訓練用紙を活用した訓練システムを開発した。 「理科における実験・観察構成スキル訓練システム開発」班は観察・実験のための映像教材を作成すると共に,教師の発言・発問および子どもの発言の基準尺度化を試み,教育実習生の評価授業を分析し,指導過程と教師の発問,子どもの発言との質的関連を数量的に明らかにした。 「生活科の単元開発スキル訓練システム開発班」は典型事例から具体的な生活科単元開発スキルを抽出・整理し,育成手段として,問題解決的な学習活動を組み込んだ講義法の工夫および実習生に自らの評価授業の設計・実施過程を問題解決的なものとしてとらえさせる試みを行った。 平成5年度は前年度までの研究成果と合わせて報告書にまとめた。
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