• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

家族構造と青年のアイデンティティ形成の研究

研究課題

研究課題/領域番号 03610080
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関神戸商科大学

研究代表者

八木 秀夫  神戸商科大学, 商経学部, 教授 (00025074)

研究分担者 大倉 秀介  和歌山大学, 教育学部, 教授 (80099324)
研究期間 (年度) 1991 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1991年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード家族システム / システムズ・アプロ-チ / 家族内対話 / 家族構造 / 健全な家族 / 家族レジャ- / 青年期 / セルフ・アイデンティティ
研究概要

今年度は調査の方法の検討とその実施、そのための理論的研究が主な目標であった。
理論的研究としては、特に問題児や病気のこどもを持つのではないごく普通の家族システムや“hormal Family Process"に関する文献を収集し、普通の家族システムにおけるコミュニケ-ションや家族構造に関する理論を検討し本研究の理論的な深化を求めた。
調査では普通の家族における日常の対話を知ることが目標とされた。しかもその対話は明確な目的をもち,一定の成果を生み出すようなものでなければならない。そこで家族全員による家族旅行の計画書の作成を依頼することにした。現在家族旅行は家族レジャ-の中心的なものであり,家族全員の関心と興味を引きつけることができるものである。しかもその計画作成には中学生にも十分参加が可能である。このように家族の構造と機能は旅行計画書作成の対語分析によって明らかにされると考えらた。そこで学生等のアルバイトを使って神戸市近郊に住む中学生男子を持つ家庭にインタヴュ-をし、資金と時間が十分に与えられたとして国内旅行は3泊4日の国外旅行は1週間以内の旅行プランをなるべく15分間程でたててもらいその様子を8ミリビデオカメラに録画した。
録画されたビデオにおける家族成員相互間の奨励発言や禁止発言等の検討から家族内対話の機能を分析するとともに、計画の推進・決定における家族成員の発言内容の検討から家族内の役割分担,家族構造を分析した。今後はその分析をさらに深めるとともに家族内会話や家族構造のあり方が青年のアイデンティティ形成にどの様な影響を与えているかを研究していく。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 八木 秀夫: "家族内対話の研究" 人文論集. 28. (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi