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国際人育成のための行動科学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 03610089
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関日本大学

研究代表者

西田 司  日本大学, 国際関係学部, 教授 (80139089)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1991年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード不確実減少 / ソ-シャル・ペネトレ-ション / 親密度 / 社会的状況 / コミュニケ-ション能力 / 異文化コミュニケ-ション能力 / 国際行動 / 第三文化
研究概要

研究課題である「国際人育成のための行動科学的研究」の目的を、異文化における国際行動の分析フレ-ムワ-クの作成とと、その測定法の開発とした。まず国際行動の分析フレ-ムワ-クの作成についてである。
三種類の人間行動,つまり日本人的,アメリカ人的、及び第三文化的コミュニケ-ション行動のフレ-ムワ-クを作成するために、対人間係を説明しているバ-ガ-の不確実性減少理論,アルトマンとテイラ-のソ-シャル・ペネトレ-ション理論,及び50ケ国に対するアンケ-ト調査に基づくホフステッドの価値次元について文献調査を行った。その結果「国際行動分析のための理論的パ-スペクティブ」としてまとめた。さらに、この理論的パ-スペクティブを中心にして、親密度と状況という二つの観点から日本人とアメリカ人の行動分析を試みた。これは「日本人とアメリカ人の行動分析の試み」としてまとめた。国際行動について議論するのに必要てなったのでまとめたものである。
続いて、異文化のコミュニケ-ション能力という観点を国際行動の分析フレ-ムワ-クに組み入れた。つまり異文化接触行動の分析に能力という観点を入れた。問題は,異文化のコミュニ-ケ-ション能力の定義が確定されていないので,まずそれに必要な文献調査を実施し,二つに分けてまとめることになった。一つは定義に関して「異文化コミュニケ-ション能力」としてまとめた。もう一つは,フレ-ムワ-クの開発を中心に,現在も継続しており,日米におけるアンケ-トの調査結果により項目を調整し,国際行動分析のアンケ-トを完成させ,最終的にまとめる全体の論文に入れる予定でいる。この全体の終了を平成4年9月と予定している。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 西田 司: "異文化コミュニケ-ション能力" 日本大学国際関係学部研究年報. 13. 87-97 (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 西田 司: "国際行動分析のための理論的パ-スペクティブ" 日本大学国際関係研究. 13巻1号. (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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