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長野県における地域開発と地域社会の変動ー「リゾ-ト」開発と自然保全の視点からー

研究課題

研究課題/領域番号 03610097
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関長野大学

研究代表者

安井 幸次  長野大学, 産業社会学部, 教授 (10133472)

研究分担者 永井 彰  長野大学, 産業社会学部, 専任講師 (90207960)
唐鎌 直義  長野大学, 産業社会学部, 専任講師 (50214573)
六波羅 詩朗  長野大学, 産業社会学部, 助教授 (50191705)
京谷 栄二  長野大学, 産業社会学部, 助教授 (90195397)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1991年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード地域開発 / リゾ-ト開発 / 外来型開発 / 内発的発展 / 自然保全
研究概要

本研究では、地域開発としての「リゾ-ト」開発の実態を解明するために、スキ-場を中心とした観光開発の事例として野沢温泉村・白馬村ゴルフ場開発の事例として大町市・八千穂村の事例研究を実施した。その主要な論点は、次のようなものである。
(1).開発と水資源・森林・景観保全との調和をいかに図るかが、各事例に共通する地域的なイッシュ-となっており、特に水資源の実態に改めて関心をもち始める住民の動きが顕著である。しかし、森林の維持・管理のあり方とその担い手の現状の問題が、このイッシュ-をめぐる政策的課題として充分に位置づけられてはいない。
(2).開発方式の差異に基づく開発の地域社会への影響は、明暸に現われている。内発的展型の開発では開発効果の地域循環メカニズムが形成されているのに対して、外来型開発では開発業者への規制が課題となっている。
(3)開発それ自体が地域的イッシュ-となっている事例では、開発攻策決定過程とその主体の問題、および、開発が地域社会に及ぼす影響の総合的評価の検討が課題となっている。
1998年の冬季オリンピック開催の決定によって、長野県の地域開発は大きな転機を迎えることになる、開発と自然保全のテ-マとともに大都市地域の住民に対する自然環境の提供のあり方を視点として、今後の動向をフォロ-していくことが課題となる。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 安井 幸次: "「長野県における地域開発の特質ー「リゾ-ト」開発をめぐる事例研究ー」" 『長野大学紀要』. 14巻2号. (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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