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中国・韓国・タイ・マレ-シアの青少年の価値意識・形成の比較研究ー国家観を中心にー

研究課題

研究課題/領域番号 03610132
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関九州大学

研究代表者

権藤 与樹夫  九州大学, 教育学部, 教授 (40037031)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1991年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード価値意識 / 社会・国家観 / 労働観 / 国際比較 / 現地調査 / 質問紙調査 / アジア5か国 / 経時的比較
研究概要

I.各国別調査の実施経過 1.韓国については平成3年6月現地訪問の後、同年8月、ソウル市の梨花女子大学校他4大学、計1,403人の質問紙調査を実施した。2.中国における調査 文部省国際学術研究「中国・新疆ウイグル自治区の文化的特質に関する基礎的研究」の現地調査としてウイグル自治区を訪問し、新疆師範大学において関連教授と面接し、価値意識に関する資料を収集し、前年度までの調査結結果について、学生、教官約100名に講演を行なった。II.関係五か国の横断的国際比較の作業 1.社会、国家観の国際比較の作業。韓国、タイ、マレ-シア、中国及び日本の小・中・高校及び大学生、さらに父母、企業従業員、住民などのアンケ-ト調査の結果を集計、整理、分析を進めた。項目としては「望ましい生き方」「生きがい」「個人志向対プラス社会志向」「国家の繁栄と国民生活」「国家の重要性」「自国への誇り」「自国への貢献」「自国のための自己犧性」「自国の誇れるもの」「自国民観」「他国民観」などがある。これらを通して「一般的な社会・国家観の特性と共通性、経時的比較、国が政策の影響などを検討した。2.労働観の国際比較の作業。上記1と同じ対象国について、またはほぼ同一対象者についての同一方法による調査の結果を整理、分析を進めた。項目としては、「勤勉観」「中心的生活領域」「労働の目的」「職業選択の条件」「労働意欲」などがある。上記の国について各国分析を行なうとともに、横断的な国際比較を試みた。3.上記の1と2の作業と関連して、各国における価値教育の政策の推移、価値教育の制度、実態、各学校の事例、価値教育の問題点などの検討、考察も行なった。現在、上述の研究成果を「韓国、タイ、マレ-シア、中国及び日本における青少年の価値意識一国際比較」という主題の下に、博士学位論文として近く提出するため執筆中である。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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