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個別・個性化教育(オープン・スクール)の研究ーー現状と課題。その比較実証的研究ーー

研究課題

研究課題/領域番号 03610140
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関立教大学

研究代表者

武藤 文夫  立教大学, 文学部, 教授 (20103898)

研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1992年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1991年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード個別・個性化教育 / 教育課程 / はげみ学習 / アンケート調査 / 取り組みへの意向 / 個別学習と共同学習 / 教材化 / オ-プン・スク-ル / オ-プン・スペ-ス / 個別・個性化 / 地域 / 父母・教師・児童の意欲 / 学校建築 / カリキュラム
研究概要

個別・個性化教育は、全国的な広がりをもってオープン・スクールの名のもとに取り組まれはじめている。学校建築によるオープン・スペース化は予想を上回るものがあり、今後さらに進むものと思われるが、昨年度の参観をふまえ今年度はアンケート調査を加味し、更にいくつかの学校の参観を実施した。
アンケートの結果は以下のような傾向となっている。
1.個別・個性化教育に対する意向・・・約8割がその意向を持っている。2.個別・個性化のレベル・・・(1)オープン・スペースをとにかく活用している、がほぼ6割。(2)はげみ学習(国語、算数のドリル的学習)が4割である。3.ティーム・ティーチングを活用して取み組み・・・約4割5分が取り組んでいる。5割5分は取り組みをしていない。4.国語、算数以外の教科での取り組みの様子。5割5分が実施。4割5分がしていない。主な取り組みの教科・・・生活科、社会科、理科の各教科である。生活科は約4割の学校が取り組んでいる。5.個別学習と共同学習を各学年を通じて教育課程に組み込んでいる・・・(1)3割は組み込んでおり、(2)7割が組み込んでいない。
以上のような傾向がみられた。このことから、まだまだオープン・スクールに対する取り組みは質的にも量的にも初歩の段階にあるということがわかる。いくつか見た参観校でも上記の傾向を質的に上回る取り組みはみられなかった。教師の意識、カリキュラム全体に対する位置づけ等は、上記の大まかなアンケート調査に明らかなように、まだ具体的な検討、全体的な検討を必要としない段階にあるといえる。
今後5年ないし10年の実施をまって、再度より詳細な調査・研究をしたい意向である。

報告書

(3件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 武藤 文夫: "問題解決学習の活力" 黎明書房, 316 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] MUTO,FUMIO: "Power of Problem Solving Method" Reimei Shobo. 316. (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 武藤 文夫: "問題解決学習の活力" 黎明書房, 316 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 武藤 文夫: "学校不適応の教師の責任" 児童心理. 45. 41-46 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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