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コメニウス『世界図絵』の異版本分析を通してみた汎知学思想の展開に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03610142
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関追手門学院大学

研究代表者

井ノ口 淳三  追手門学院大学, 文学部, 教授 (00106014)

研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1992年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1991年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードコメニウス / 汎知学 / 教科書 / 世界図絵 / 開かれた言語の扉 / 事物の扉
研究概要

1.本におけるコメニウス関係文献のリストアップを行い、「コメニウス関係文献目録」として『日本のコメニウス」第2号(日本コメニウス研究会、1992年8月刊)に発表した。
2.全国の教育系学部を有する国立大学を中心に『世界図絵』を含むコメニウス関係文献の所蔵状況を、質問紙の郵送及び図書館訪問によって調査し、これを『コメニウス関係文献所蔵目録」(B5版54ページ)にまとめた。
3.コメニウスの教科書についての考えを検討し、「コメニウスの教科書における精選の原理」と題して、日本教育学会第51回大会(1992年8月、北海道大学)において発表した。
4.上記の発表原稿を加筆修正し、科学研究費補助金による研究成果報告書(総合研究A,研究代表者太田光一、課題番号03301034)に収録した。
5.『世界図絵』を『開かれた言語の扉』や『事物の扉』などコメニウスの他の教科書と比較検討した。その結果コメニウスの教科書には二つの系譜のあることが明らかになった。そして今年度は特に『開かれた言語の扉の前庭」および『ラテン語の前庭の補逸」の二つの教科書を中心に分析し、言語教科書として執筆されたものでは事物の配列や精選についての配慮が乏しいことを明らかにした。この二つの教科書に関する研究は、日本で初めて行われた。

報告書

(3件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 井ノ口 淳三: "コメニウス関係文献目緑" 日本のコメニウス. 2. 87 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 井ノ口 淳三: "コメニウスの教科書と汎知学の展開" 追手門学院大学文学部紀要. 27. (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Junzo INOKUCHI: "Works Concerning Comenius" JAPANESE JOURNAL OF COMENIUS. No.1. 80-85 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Junzo INOKUCHI: "Comenius' Textbook and the Development of Pansophia" Faculty of Letters Review Otemon Gakuin University. No.27. (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 井ノ口 淳三: "コメニウス関係文献目録" 日本のコメニウス. 2. 87- (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 井ノ口 淳三: "コメニウス関係文献目録" 日本のコメニウス. 1. 80-85 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 藤田 輝夫 編: "コメニウスの教育思想" 法律文化社, 230 (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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