• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

『真木和泉守遺文』未収資料の調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 03610180
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 日本史
研究機関皇学館大学

研究代表者

山口 宗之  皇学館大学, 文学部, 教授 (20044240)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1991年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードペリ-来航 / 日米和親条約 / 日米修好通商条約 / 将軍継嗣問題 / 安政大獄 / 桜田門外の変 / 東禅寺事件 / 真木和泉守(保臣)
研究概要

1,資料調査
久留米水天宮先哲記念館に所蔵される『真木和泉守遺文』未収資料の1つである「異間漫録」(自筆,和綴4冊)を6回廷23日にわたり調査した。
2,資料収集
上記「異間漫録」全文を研究補助者3名に依託して筆写せしめ400字詰原稿用紙444枚分を確保した。
3,研究成果
「異聞漫録」は嘉永6(1853)年7月22日より文久元(1861)年5月28日に至る中央の政治・外交問題,朝廷・幕府・大名・志士の動静その他にかかわるもろもろの風聞を整理筆録したものである。安政元(1854)年ペリ-再来航時の部分についていえば(1)和親条約の成立に先立つ2月市井いたって静かで警備大名の帰陣が伝えられ(2)将軍家定死去の噂が流れ(3)30間の近さの舟上より蒸気船の形状・大砲の様子を仔細に観察した日本人がいた旨の記述があり,いづれもこれまでの諸資料にみえぬことがらである。原文に適宜脚注を施し学会誌上に発表してゆくことにする。
4,今後の課題
久留米水天宮乃至久留米地方には真木和泉守(保臣)の家族宛書状,藩庁の取調資料,門人の回顧談筆録その他かなりの未公刊資料が残っている。討幕運動の全国レベル指導者として著名な割に資料の少ないこの人物について更に調査をつづけてゆきたいと考えている。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 山口 宗之: "真木保臣関係未刊史料研究ー「異聞漫録」(1)ー" 『皇学館史学』. 6. 1-30 (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 山口 宗之: "「異聞漫録」(2)ー真木保臣関係未刊史料研究" 皇学館大学史料編簒所報『史料』. 118. (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi