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近世大名家文書における歌舞伎・浄瑠璃上演記録デ-タベ-ス化の研究

研究課題

研究課題/領域番号 03610230
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 国文学
研究機関国文学研究資料館

研究代表者

武井 協三  国文学研究資料館, 研究情報部, 助教授 (60105567)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1991年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード大和守日記 / 榊原文書 / 弘前藩庁日記 / デ-タベ-ス / 芸能記録 / 初期歌舞伎 / 初期浄瑠璃
研究概要

近世初期の観劇記録は「大和守日記」に最も多く見え、「鳥取池田藩文書」「三浦家文書」が、これに次ぐ。本研究では(1)「大和守日記」の現在三種の写本を比較検討し、本文の確定を試みた。(2)確定した本文をコンピュ-タ-入力し、デ-タベ-スの構築を行った。(3)これらの作業と平行し、各地の図書館に蔵されれている大名家文書の調査を行った。
(1)三写本の比較と本文の確定
(1)三種の写本を、それぞれの所蔵機関に出向き、写真撮影を行った。
(2)写真をアルバムによって整理し、番号を与えた。
(3)写真のコピ-によって、三写本の逐条対照本を作成した。
(4)逐条対照本によって本文比較を行い、原本に最も近いと思われる「仮本文」を決定、この作業を前半約3分の1について終えた。
(2)デ-タベ-スの構築
(1)立命館大学赤間亮氏などの協力により、デ-タベ-スのシステムを作成。(演目、芸能人名、報償金額など様々な角度から検索可能)
(2)決定した仮本文の入力を開始し、4分の1の入力を終えた。
(3)各地の図書館の大名家文書の調査
福井県立図書館、上越市立高田図書館、岡山県津山郷土博物館、弘前市立図書館を訪れ、大名家文書を閲読・調査した。これらのうち、芸能上演記録を豊富に有しているのは、上越市立図書館「榊原文書」と弘前市立図書館「弘前藩庁日記」であることが判明した。この2記録は、元禄以前の貴重な芸能記事を多く有していることが、新たに発見され、精査されることにより、学界への大きな貢献がなされ得るものであることが明らかになった。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 武井 協三: "狂言尽し考" 歌舞伎の狂言ー言語表現の追求ー. 19-49 (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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