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パ-ソナルコンピュ-タ-利用による一切経音義反切の研究

研究課題

研究課題/領域番号 03610233
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 中国語・中国文学
研究機関京都産業大学

研究代表者

矢放 昭文  京都産業大学, 外国語学部, 教授 (20140973)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1991年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード広韻 / 音節 / 反切 / 帰字 / 転 / 内外 / 声調 / 声母
研究概要

1.先ず《広韻切韻譜》に網羅されている各音節の反切の帰字・上字・下字について、その韻摂・転・内外・等・声調・声母・開合をコ-ド化した。韻摂については1〜16、転については1〜43、内外については0〜1、等については1〜4、声調については1〜4、声母については1〜42、開合については0〜1、のコ-ドを使用した。その結果「中古漢語」の各音節は、若干の例を除き、常時10桁の数字で表示することが可能になった。
2.次に当初予定した《フロント文華》対応カ-ド型デ-タベ-スソフト《プチカ-ド》を、マッキントッシュ対応ソフト《ハイパ-カ-ド》に改め、上述のコ-ド化された音節を、小韻字を含んで入力した。所謂第二水準に見当らない字も多く、処理に窮することもあったが入力は終了した。
3.次に上田正氏の『慧琳反切総覧』に整理された27558の反切について、各々の帰字・上字・下字を上述のコ-ドを利用して分類入力していく作業を進めた。但し帰字については帰類(コ-ド化)が全面的に可能なわけではないので,それらについては別途考えることとして,当面の作業を進めた。反切上字4274、下字2493の帰類については,当初予測した程の判断に迷うケ-スは多出しなかった。従って上字・下字については入力を終了し,コ-ド化が可能になったといえる。
4.但し最大の難関は,別途に考えなければならない帰字についての処理方法である。一つの理由としてマッキントッシュの次世代漢字入力システム(Ver.7)がまだ市販化されていない,ということと《オ-ルスクリプト》対応漢字システムにソフト面での制約がまだ大きい、ということが挙げられる。いずれにしてもこれらの作業については他日を期したい。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 矢放 昭文: "慧琳音義反切用字のコ-ド化について" 均社論叢. 18. 41-59 (1993)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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