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多様体の胞体分割とコホモロジ-次元

研究課題

研究課題/領域番号 03640054
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究機関大阪教育大学

研究代表者

小山 晃  大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (40116158)

研究分担者 山田 耕三  大阪教育大学, 教育学部, 助手 (00200717)
横山 良三  大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (80124783)
菅原 邦雄  大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (20093255)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
キーワード多様体 / 胞体分割 / コホモロジ-次元 / 自由可換位相群 / 自由位相群
研究概要

科研費は主に研究分担者による他大学との資料収集及び共同研究にあて、それらをもとに本学においては、ゼミナ-ル等討論,情報交換に多くの時間を費やした。一つの目的として確率空間の位相的性質を調べ,それを自由位相群の構造の解明に応用することを試みた。これは分担者横山良三,山田耕三を中心に議論を進めた。この結果として山田耕三は、「距離空間Xの自由可換位相群A(X)のすべての長さn以下の語から成る部分空間An(X)がkー空間である必要十分条件はA_4(X)がkー空間であることである。」
を証明した。これを中心にkー空間の安定性について論文をまとめ発表する予定である(裏面参照)。
また、代表者及び分担者菅原邦雄はPL多様体の極小近似の研究を進めAlexandropf widthのコホモロジ-次元的接近を試みた。これについて係数群が無限巡回群IIまたは位数Pの巡回群IIpの場合は一定の成果を得た。すなわち、
「コンパクト距離空間XのG係数コホモロジ-次元,ただしGはIIまたはIIp,がn以下である必要十分条件はG係数Alexandropf width Gーa^<n+1>_n(X)が零であることである。」
が得られた。この結果は今春の日本数学会年会トポロジ-分科会で発表する予定である。
具体的な実績は上述のようなものであるが、科研費を利用して共同研究が進み、今後の問題,課題が明らかになってきた。これからこの芽が大きくなればより大きな実績と成り得るだろう。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] H.Kato: "On mappings with surjective zero span" Houston J.of Math.17. (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] K.Yamada: "Characterizations of a metric space X such that F(X)is a kーspace" Topology and its Applications.

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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