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閾値関数系の解析と神経回路網への応用

研究課題

研究課題/領域番号 03640227
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 数学一般
研究機関大阪府立大学

研究代表者

佐藤 優子  大阪府立大学, 総合科学部, 教授 (50081419)

研究分担者 林 利治  大阪府立大学, 総合科学部, 講師 (10208621)
加茂 静夫  大阪府立大学, 総合科学部, 助教授 (30128764)
藤田 久美子  大阪府立大学, 総合科学部, 講師 (70079028)
米田 薫  大阪府立大学, 総合科学部, 教授 (80079029)
岡野 初男  大阪府立大学, 総合科学部, 教授 (40079033)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1991年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード閾値関数 / ブ-ル関数 / 神経回路網 / 神経方程形 / リババレ-ション / フィボナッチ数列 / ニュ-ラルネット / 自己双対
研究概要

本研究では,{1,-1}^n上の自己双対な正の閾値関数に関するminimal weightの生成法を提案する.自己双対関数は適当な標準化によって,すべての重みが正整数でその和が奇数となるように出来る.そのようなweighは無数にあるが,その中で,ある意味でminimalなweightを定めることは理論的に橋,また効率的な閾値素子を設計する上でも重要である.そのような最適なweightは,L.T.Fisher等によるMBS(minimal boundary set)関数のような特別な場合を除いては知られていない.本研究では,nー1次元のminimal weihtからn次元のminimal weightを生成する方法を提唱する.通常,minimal weightは各重みの和を最小にするものとして定義されるが,この要請は線形計画法によるminimal weght生成法と密接に関連している.ここでは,より厳しい要請ーベクトルとしてminimalの条件をおく.この場合,minimal weightの一意性が保証される.本研究では,奇数次元ですべての重みが1であるweight(初期normal weghtとよぶ)から出発してnormal手続きと呼ばれる方法に従ってより次元の高いweight(normal weightとよぶ)を帰納的に生成していく.この手続きは線形計画法等よる方法より極めて簡単な手続である.この手続きで得られるnormal weightはすべてminimal weightであることが示される.さらに,この手続きで得られるweightはすべて異なり,生成法として効率がよいことも示される.n≧6では,normal手続きによりすべてのminimal weightが生成される.n=7では,103個のnormal weightが得られる.この方法で得られないminimal weghtが11個あり,それらは,normal手続きを少し変更することにより,n=6のnormal weightから得られることがわかった.現在,normal weightのクラスの特徴付けを行っている.

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] M.Sato,K.Umayahara.: "Inductive inferabiliy of formal languages from positive data" Proc.of 2nd Workshop on ALT,1991. 84-92 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] M.Sato: "Generating Functions for the unmber of lattice paths restncted by two parallel hyperplanes" Jour.Stat.and Plan.Infenence.

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] S.Kamo: "I deals on w which are obtained from Hausderffーgaps" Tsukuba J.Math.Vol.15. 523-528 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] H.Okano: "A limitution thearem for summation of series" Math.Japonica. 37. (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] H.Nagahatu,T.Hayashi: "A nonparametric test in the twoーsample problem when the first" J.Japanese Soc Comp.Statist. 4. 35-47 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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