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縦渦崩壊の解明に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03650153
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 流体工学
研究機関宮崎大学

研究代表者

菊地 正憲  宮崎大学, 工学部, 助教授 (80091677)

研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1992年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1991年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード渦崩壊 / 流れの可視化 / レーザドップラー流速計 / 線形安定性理論 / 音響流 / レーザードップウー流速計 / レ-ザ-ドップラ-流速計
研究概要

縦渦の崩壊の主たる特徴は,基本的な崩壊パターンにBubble,SpiralおよびDouble Helixの3通りがあること,崩壊は何れのタイプも渦軸上に突発的に発生すること,および変動速度には卓越した周波数があることである.この特徴を統一的に説明するために,縦渦のなかの不安定な波動型擾乱が成長して非定常な速度が誘起され,その周方向波数が崩壊タイプを決定する:この非定常な速度が,運動方程式の非線形項をとおして定常速度いわゆるStreamingを発生するという仮定のもとに理論モデルを提案した.
研究内容は以下のように要約される.
1.基本渦に波動型の微小擾を付与して,空間的線形安定理論により乱れの安定限界及び空間的成長率と角振動数との関係を求めた.さらに,変動速度の強さの分布を求めた.
2.運動方程式の非線形性のために作られる2次の大きさの時間平均速度(Streaming)を計算した.
3.得られた速度場を用いて流脈線を計算することにより流れをシミュれートし,可視化実験の結果と比較した.
4.管内旋回流を作り,LDVにより変動速度の時間平均値,卓越周波数及びその強さを測定した.
5.本理論モデルを実証するために,ピストン駆動型の擾乱発生に装置により種々の周波数,周方向波数の擾乱を流れに加え,周方向波数と崩壊パターンの関係が明確にすると同時に,渦崩壊を起こしている流れ場に波動型擾乱を加え,崩壊パターンのActive Controlを試みた.

報告書

(3件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 菊地 正憲: "縦渦崩壊のアクティブコントロール" 日本機械学会 松山地方講演会 講演論文集. 925-2. 37-39 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 菊地 正憲: "LDVによる渦崩壊流れ場の計測" 日本機械学会宮崎地方講演会講演論文集. 418ー2. 61-64 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 菊地 正憲: "LDVによる渦崩壊流れ場の計測" 宮崎大学工学部研究報告. 38. (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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