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衣服の保温・透湿性の基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 03650174
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 熱工学
研究機関東京工業大学

研究代表者

斎藤 彬夫  東京工業大学, 工学部, 教授 (40020432)

研究分担者 大河 誠司  東京工業大学, 工学部, 助手 (60201373)
研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1991年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード熱物性値 / 布 / 保温
研究概要

衣服保温・透湿性を最適化するために、布の保温・透湿特性の基礎となる各種物性値を得るための実験・解析を行った。布本来の熱伝導率(真空中での値)、透過率、空隙率、見かけ厚さを正確に測定し、ASTM規格によって定められる熱通過率の妥当性を検討し、ASTM規格そのものの改良の方向を示した。
平成3年度の成果の概要は以下の通りである。
1.非定常平板法(O.KRISCHER法)により真空中および空気中での布の熱浸透率、比熱、熱伝導率を同時測定する測定装置を製作し、ポリエステル繊維を平織りした標準布の測定を行った。
2.ダルシー則の成立する、流速の低い状態で安定した流量を保ちながら布の透過率を正確に測定できる測定装置を設計・試作し、標準布の測定を行った。
3.ASTM規格に準拠した布の熱通過率測定装置を製作し、上記1.2.の場合と同じ布について熱通過率の測定を行った。その結果、ASTM規格による測定法の問題点としてガードヒーターの制御が極めて困難であることと、測定試料布上面の自然対流の補正が適切でないことを明らかにした。
平成4年度は、平成3年度の研究結果を詳細に検討するとともに、内容を補った。

報告書

(3件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 斎藤 彬夫: "布の透過率・測定法に関する研究" 第30回日本伝熱シンポジウム講演論文集. (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] A. Saito, S. Okawa and C. Liou: "Measurement of Air Permeability of Textile Material" 30th National Heat Transfer Symposium of Japan. (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 斎藤 彬夫: "布の透過率測定法に関する研究" 第30回日本伝熱シンポジウム講演論文集. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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