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化学気相成長法による薄膜製造の高効率化

研究課題

研究課題/領域番号 03650177
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 熱工学
研究機関金沢大学

研究代表者

瀧本 昭 (滝本 昭)  金沢大学, 工学部, 教授 (20019780)

研究分担者 多田 幸生  金沢大学, 工学部, 助手 (20179708)
林 勇二郎  金沢大学, 工学部, 教授 (30019765)
研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1992年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1991年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード化学気相成長法 / 薄膜製造 / 高効率化 / 微粒子 / 熱・物質移動 / 超微粒子
研究概要

化学気相成長(CVD)法による薄膜は,母材と異なる耐摩耗,耐酸化,低光損失,高強度および超伝導性などの優れた特性を示し,半導体分野のみならず材料分野においてもその広範囲な用途から将来性が注目されている。しかし,材料としてこれらの特性を十分に活用するためには,膜厚と組織の均一性及び高い定着性が必須であり,従って,薄膜製造においてはこれらの条件を含めた生産性の高さが要求されることになる。
本研究は,CVD薄膜が工業材料として先導的な役割をもつ上でも不可欠である膜厚・組織の均一化の制御を含めた生産性の高い製造技術を確立することを目的に,気相で生成した微粒子を基板に堆積させ薄膜化するPPCVD(Particle Precipitation aided CVD)法を対象に基礎的プロセスについて追究したものであり,in-situな実験とCSM(Critical Supersaturation Model)に基づく理論的解析を行い,以下の成果が得られた。
(1)化学気相成長(CVD)法による薄膜製造法の現状,および工業材への応用技術ついて物理的方法を含めて調査され,各種データが収集された。
(2)原料ガス流中の核生成-拡散・輸送と基板上での凝集・成長の過程に対して,温度・濃度共存場における速度論を展開し,その過程を明らかにした。
(3)微粒子生成と基板上での衝突捕集による膜厚さ・表面構造に対する操作因子の影響をin situな実験により明らかにし,理論との対比のもとで薄膜の成長機構を明らかにした。
(4)高効率な装置の最適化の基礎を確立した。

報告書

(3件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 滝本・林・清水・半田: "GET法における超微粒子の生成と性状" 日本機械学会熱工学部門講演論文集. 910-84. 3-4 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] A.TAKIMOTO, Y.HAYASHI, T.SHIMIZU, A.HANDA: "PRODUCTION OF ULTRA FINE PARTICLES BY GET" JSME. 910-84. 3-4 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 滝本・林・清水・半田: "GET法における超微粒子の生成と性状" 日本機械学会熱工学部門講演論文集. 910-84. 3-4 (1991)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 滝本・林・清水・半田: "GET法における超微粒子の生成と性状" 日本機械学会熱工学部門講演論文集. 910ー84. 3-4 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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