• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

高負荷デ-タベ-スシステムに適した高多重ディスクアレイの構成法に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 03650294
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 情報工学
研究機関東京大学

研究代表者

喜連川 優  東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (40161509)

研究分担者 中野 美由紀  東京大学, 生産技術研究所, 助手 (30227863)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1991年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワードディスクアレイ / ア-キテクチャ / デ-タベ-ス
研究概要

小容量のディスクを多数台並置することによってメインフレ-ム用大容量ディスクをはるかに越える性能を達成すべく,本研究では,小型ディスク集合体としてのディスクアレイア-キテクチャの研究を行った。本研究では大容量バルクデ-タの達続した入出力(レイド-3)ではなく小容量デ-タの高トラヒックアクセスをどのように効率よく実現するかについて検討を進めた。すなわちレイド-5ならびにパリティストライピングのシミュレ-タを作成するとともに各種方式の評価を行った。ディスクアレイではオンラインリカバリを実現する為にパリティドライブを用意する。この為デ-タ書き込みはこのパリティブロックのコンフリクトが大きな問題となるり,おおむね台数効果が60%程度に低下するることが判明した。これを解決するため,ノンボラタイルメモリを用いた間接ブロックマッピングを導入することによりレイテンシ-を大きく短縮可能であるという知見が得られた。しかし,一方でアルゴリズムはかなり複雑化することも避けられない。また,デ-タベ-ス応用ではログデ-タの更新等,小容量アクセスデ-タの一括処理が多用されるが,これらに関するスケジュ-リングについては従来殆ど考慮されていなかった。本研究においてディスクアレイの書込み場所ログリストを解析することにより,大きな性能向上を見込めることが判明した。又,ディスクアレイア-キテクチャのハ-ドウェア規模は相当複雑になると予想され,今後より詳細な検討を進めてゆく予定である。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 喜連川 優: "ディスクアレイの現状と展望" 情報処理学会計算機ア-キテクチャ研究会資料. 71-72 (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] Masaru Kitsuregawa,M.Nakano,M.Takagi: "Performance Evalution of Functional Disk System (FDSーR2)" ProC.of IEEE 7th Int.Conf Engineering. 416-425 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi