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パラメトロンを用いた水晶振動子体内植込み型多点温度センサ

研究課題

研究課題/領域番号 03650340
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 計測・制御工学
研究機関新潟大学

研究代表者

齊藤 義明  新潟大学, 工学部, 教授 (70018480)

研究分担者 堀 潤一  新潟大学, 工学部, 助手 (80209262)
木竜 徹  新潟大学, 工学部, 助教授 (80115021)
宮川 道夫  新潟大学, 工学部, 教授 (50239357)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1991年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードパラメトロン / 温度依存性水晶振動子 / 癌温熱治療 / 植込み型温度計 / 植込みセンサ / 無電池式 / 多点測定 / 温度測定システム
研究概要

パラメトロンを用いた多点式、小型、無電池植込み型水晶振動子温度センサシステムを完成できた。
パラメトロン発振を用いることにより、測定時に受信機が送信機の悪影響を受け無くなり、希望する信号のみを受信可能となり、また、センサの回路構成が極端に簡単になるという利点がある。
外部測定システムをディジタル化し、コンピュ-タ制御を行い、任意周波数の掃引測定を可能とした。また、励振周波数ー温度特性をコンピュ-タに入力しておき、測定時、励振周波数から対応温度への自動変換を可能とした。
パラメトロン温度センサの発振周波数測定にあたり、変化する励振周波数に対して、その1/2の周波数だけを受信する測定制御方法を試みた。また、励振周波数の掃引と発振検出の自動化を行い、測定能率を向上させた。周波数の掃引は1KHz間隔の粗い掃引と2Hz間隔の細かい掃引を組合せ、掃引時間の短縮を計った。
多点測定に関しては、システムをディジタル化し、コンピュ-タ制御としたため、ソフトウェアの変更だけで、容易に対応でき、測定するチャンネル数の変更が可能となった。複数のセンサ間のコイルの結合が有ると、測定誤差を生ずるので、コイルを少し離す必要が有る。
測定周波数ー温度変換を行うにあたり、温度センサを用いて温水中での温度測定実験を行った。その結果、直線的な再現性のある周波数ー温度特性が得られ、温度1℃に対する励振周波数の変化は約1.84KHzであった。また、生理食塩水を用いて温度測定を行った結果、温度1℃に対する励振周波数の変化は約1.85KHzであった。しかし、温水中と生理食塩水中で温度特性は約0.9℃離れているため、その原因を究明し、誤差をなくす必要がある。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 齊藤 義明: "パラメトロンを用いた水晶振動子植込み型温度測定システム" 電子情報通信学会論文誌.

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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