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道路橋の疲労損傷に及ぼす自動車荷重の動的載荷の影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03650381
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 土木構造
研究機関大阪大学

研究代表者

川谷 充郎  大阪大学, 工学部, 助教授 (00029357)

研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1991年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード道路橋 / 疲労損傷 / 走行車両 / 現地実験 / 路面凹凸 / 動的応答解析 / 逐次積分 / 衝撃係数 / 動毛載荷 / 動毛応答解析
研究概要

1.桁橋の走行荷重下の動的応答に係わる種々の要因の影響
桁橋の走行荷重下の動的応答解析を行い,動的挙動に係わる種々の要因の影響について考察した。すなわち,車両の走行速度,車両の左右輪位置における路面凹凸および継手部の段差などが,それぞれ橋梁各部の動的応答にどのように影響するか明らかにした。
2.疲労損傷に及ぼす自動車荷重の動的載荷の影響に関する検討
都市高速道路高架橋の鋼I桁橋を対象とし,疲労損傷がしばしば発生する主桁と横桁の取合部補剛材(コネクション・プレート)に着目して,交通荷重の実測データに基づく活荷重シュミレーションを行い,その疲労損傷について検討した。平面骨組応力解析と有限要素法による詳細応力解析により着目点の影響値を求める。都市内高速道路における交通実態調査に基づく活荷重モデルを用いて,交通荷重列をモンテカルロ・シミュレーションにより発生させる。補剛材応力の影響面上の荷重列を載荷して,着目補剛材に生じる応力の時系列変動を求める。さらに,レインフロー法により応力範囲の計算を行い,線形被害則に基づいて各補剛材の疲労寿命および等価応力範囲を算出する。交通荷重の動的載荷の疲労損傷に及ぼす影響を検討するため,活荷重に掛ける衝撃係数を変化させた。この解析結果より,動的載荷の程度が疲労損傷に大きい影響を及ぼすことが明らかになった。

報告書

(2件)
  • 1992 実績報告書
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Kawatani,M.,Nishiyama,S.and Yamada,Y.: "Dynamic Response Analysis of Highway Girder Bridges under Moving Vehicles" Technology Reports of the Osaka University. 43. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 川谷 充郎・西山 誠治: "路面凹凸を考慮した道路橋の走行車両による動的応答特性" 土木学会構造工学論文集. 39A. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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