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終局強度設計のための直線および曲線プレ-トガ-ダの曲げ耐荷力推定法と幅厚比制限

研究課題

研究課題/領域番号 03650384
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 土木構造
研究機関広島大学

研究代表者

藤井 堅  広島大学, 工学部, 助教授 (60127701)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1991年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード曲線プレ-トガ-ダ- / 曲げ耐荷力 / 曲げねじりモ-メント / 終局挙動
研究概要

曲線桁5体と直線桁1体,計6体の桁の曲げ耐荷力実験を行った。試験桁の断面は,フランジについては全域が降状するまで座屈が発生しないような自由突出脚幅厚比(=10)とし,また腹板幅厚比は道路橋示方書の基準程度(=160)とした。試験体の断面形状は,1体を除いて全て一定であり,曲率半径のみ5m〜∝(直桁)まで変化させた。一方解析は,実験と対応させた断面を用い,残留応力,初期たわみを考慮し弾塑性有限変位有限要素解析を行って,終局挙動,終局耐力を求めた。
実験および解析結果から,次の知見が得られた。
1.曲線桁の着目パネル中央断面で,フランジに反り応力が発生しない応力状態(着目パネルの両端に逆向きの曲げねじりモ-メントが作用する場合)となる終局曲げモ-メントと曲率の関係式を与えた。それは,実用範向の曲率の範囲では,直線式で近似できる。
2.上記の曲線桁の終局曲げ耐荷力を用い,曲げねじりモ-メントの影響を相互作用曲線の形で与えた。
3.直線桁の曲げ耐荷力を求めば,(1)および(2)によって,それと同じ断面の曲線桁の終局げモ-メントが推定できる。
4.直線および曲線プレ-トガ-ダ-では,フランジの耐力が失われると致令的といえる。したがってフランジは,降状するまで座屈することなく,また,最高荷重後もある程度のダクティリティ-が要求される。このことから,フランジ突出脚幅厚比は10程度が適当と思われる。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 藤井 堅: "曲げを受ける曲線プレ-トガ-ダ-の終局挙動の耐荷力" 土木学会第47回年次学術講演会講演概要集I. 47. (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 藤井 堅: "終局強度設計のための曲線プレ-トガ-ダ-の曲げ耐荷力推定法" 構造工学論文集. 39A. (1993)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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