研究課題/領域番号 |
03650461
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 東京電機大学 |
研究代表者 |
見村 博明 東京電機大学, 理工学部, 教授 (00057233)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1991年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 鉄骨構造 / 露出型柱脚 / 耐荷力 / 復元力特性 / プレストレス |
研究概要 |
1.鉄骨構造の露出型柱脚において、アンカーボトルにPC鋼棒を用い、これに高い緊張力を導入した場合の力学的性状を、実験及び解析的に調査し、次の諸量を定量化することを目的とする。 (1)ベースプレートがコンクリート基礎ばりと全面接触でなくなるモーメント(以後、開口モーメントと呼ぶ)、(2)柱脚部の耐力、(3)柱脚部の剛性、(4)柱脚部の復元特性 2.実験は鋼柱に角形鋼管を用い、ベースプレート剛性及びアンカーボトルの本数をパラメータとした試験体を用いて行われた。 3.平成3年度及び平成4年度の実験及び解析から得られた知見は以下の通りである。 (1)開口モーメントを与える評価式を得た。本評価式は2次元の半無限弾性体に作用する剛体パンチの理論解を拡張し、これに係数を乗じたものとして表せる。この係数はベースプレートの剛性に依存し、本研究では、これを実験式して与えた。 (2)柱脚の剛性は開口モーメントまでの剛性と開口モーメント以降の剛性が異なる。前者は主として基礎ばりコンクリートの局部変形に依存し、後者はベースプレートの変形及びアンカーボルトの伸び変形に依存する。従って、後者の場合はアンカーボルトの本数やその配置に影響される。本研究では両剛性に対しアンカーボルトが4本と6本の場合の柱脚の剛性値を与える評価式を得た。 (3)柱脚部の復元力特性の形態を開口モーメント、柱脚部の剛性を用いて予測する作図法を得た。 (4)柱脚部の耐力、特にリブ補強された場合のベースプレートの耐力の評価法を確立する必要がある。
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