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土壌系を活用した排水処理技術の研究(土壌トレンチの浸透能・吸着能の経年変化)

研究課題

研究課題/領域番号 03650480
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 建築設備・環境工学
研究機関長崎総合科学大学

研究代表者

濱砂 博信  長崎総合科学大学, 工学部, 助手 (70150828)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1991年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード閉鎖性海域の富栄養化防止対策 / 雑排水対策 / 土壌トレンチ / 土壌の浸透能力 / 土壌のリン吸着能力
研究概要

1.調査地域の概要
本研究に於ける調査対象地域は、臨海型リゾ-ト開発がすすむ大村湾沿岸地域とした。大村湾には沿岸3市9町からの生活排水が流入し、水質汚染が進行しており、関係自治体ではその対策に苦慮している。本研究では、同自治体で雑排水対策に用いられている、土壌を活用した排水処理装置の処理性能について調査を実施した。
2.雑排水の浸透能について
(1)調査方法
大村湾沿岸に普及する処理施設(土壌トレンチ)を用いて、一定の間隔で一定の水量を流入させ、水位の変化を計測した。
(2)調査結果
調査件数 52; 順調に作動している装置 24; 目詰まりしている装置 28
目詰まりをおこしている施設は、一般にメンテナンスに問題があり、順調に稼動している施設は、流入槽の沈澱物を除去するなどの対策を取っている例が多かった。
3.リン吸着能力について
(1)調査方法:大村湾沿岸自治体でモデルプラントとして設置された、雑排水土壌トレンチを調査の対象とした。リン吸着能力は、処理装置に用いられている土壌を採取しリン酸吸収係数を計測、これと昭和60年度の調査結果とを比較した。
(2)調査結果:昭和60年度の調査では、リン酸吸収係数が1500〜2000程度であったのが、同じ施設で現在では約1000程度に低下している。この5〜6年間でリン酸吸収係数が半減したことが明かとなった。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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