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過冷却凝固における潜在核の緩和過程

研究課題

研究課題/領域番号 03650552
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 金属加工
研究機関京都大学

研究代表者

石原 慶一  京都大学, 工学部, 助教授 (30184550)

研究分担者 新宮 秀夫  京都大学, 工学部, 教授 (20026024)
研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1992年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1991年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード過飽和溶液 / 核生成 / 緩和過程 / ビールの泡 / 缶ビ-ル / 潜在核
研究概要

ビールやコーラなどから生成される二酸化炭素の泡はどのようにして生成されるのであろうか。本研究では,缶から吹いた噴出量を測定することにより均質核がどれほど生成しているのか,または振動直後からどれほど緩和しているのかを調査した。
まず初めに,気泡を発生させるために手による振動を与えることによって核成長を促し噴出させた。手による振動では噴出量が小さく,明らかに小さな振動エネルギーしか与えることができないことが分かった。そのために,より大きな振動エネルギーを与えることができる超音波洗浄機を用いて実験を行った。
ここで,一度振動を与えたものの缶内部の状態変化を調べるために,振動を与えなかったものと比較したところ,振動後約1時間放置のものが振動を与えなかったものと比べて著しく噴出量が少なくなった。そこで,液体中からの気泡生成について述べられたPshenichnikov等の説を導入し臨界核よりも小さな核である潜在核というべきものの挙動を考えることによってその理由を解明した。

報告書

(3件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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