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側鎖に芳香環を有する共役ジインポリマ-の合成と物性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03650743
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 高分子合成
研究機関富山大学

研究代表者

竹内 茂彌  富山大学, 教育学部, 教授 (20019053)

研究分担者 島崎 長一郎  富山大学, 工学部, 教授 (10019177)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1991年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード共役ジアセチレン / 芳香環側鎖 / 固相重合 / 光重合 / 熱重合 / ジインポリマ-
研究概要

1.ウンデシン酸およびその誘導体の熱分解機構について
1,3ーブタジインー1,4ービス(ウンデシン酸βーナフチルエステル)の前駆体であるウンデシン酸βーナフチルエステルおよびウンデシン酸等のTGーDTAおよびGCーMassの測定を行ない,その結果より熱分解機構に関する知見を得た。
2.共役ジアセチレン化合物(モノマ-)の合成
側鎖に芳香環と8ケのメチレン基を有する下記の新規共役ジアセチレン化合物(ROCO(CH_2)_8ーC≡CーC≡Cー(CH_2)_8OCOR)を合成した。
各々の化合物について,その合成の中間体も含めて元素分析,IR,NMRおよびMassスペクトルの測定結果より、それらの構造を確認した。
3.ジインポリマ-の合成と物性
1.で得られた(a)〜(d)のモノマ-について,光,加熱,加圧で固相重合を行なった。(a),(b)は加熱,加圧ではほとんど重合しないが光では重合した。(a)は(b)よりも重合率は大だが,そのポリマ-は有機溶媒に不溶であった。(b)のポリマ-は数種の有機溶媒に溶解し,その溶液の色変化が認められた。(c),(d)はどの条件でも重合しないことがわかった。
今後は,(b)のポリマ-が有機溶媒に可溶なので,色変化,重合度等についてさらに詳細に検討するとともに,さらに新しい置換基を有するジアセチレンの合成と重合について研究を進めたい。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] S.Takeuchi,C.Shimasaki,M.Yamoto: "Thermal behavior and Mass spectra of toーUndecynoic acid and it's derivatives" Bulletin of the Chemical Soeiety of Japan.

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] S.Takeuchi,C.Shimasaki,M.Yamoto: "Symtheses and polymerization of diacetylane derivatines containing aromatic side chains." Die Makromolekulare Chemie.

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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