研究課題/領域番号 |
03660080
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用生物化学・栄養化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中野 紀和男 名古屋大学, 生物分子応答研究センター, 助教授 (10023433)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1993年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1992年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1991年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | てんかん症 / キノリン酸 / Elマウス / E1マウス / てんかん / 神経毒 |
研究概要 |
本研究ではてんかん症の原因として、神経毒であるキノリン酸の脳での合成が異常に高いためであると考え、その合成酵素遺伝子の異常発現機構を明らかにしようとするものである。すでにこれまでに、代表的なてんかんモデルマウスであるElマウスを用い、その脳では本酵素の活性が対照のddYマウスに比べて著るしく高いこと、脾臓など末梢組織ではマウス系統間の差はないこと、キノリン酸の分解酵素の活性はElマウス、ddYマウス各脳で差はないことなどを見出している。本酵素はトリプトファンからNADが合成される重要な経路に位置する。そこでわれわれはこれらの現象を、脳ではキノリン酸が神経毒になりうるため、特異的に本キノリン酸合成酵素遺伝子の発現が抑えられているのではないか、その抑制が効かなくなったことが、Elマウスのてんかんの原因になっているのではないかと考えている。そこで本年度においては、本酵素遺伝子のC-DNAをクローニングし、その構造を明らかにすることにした。これまでに本酵素蛋白質をラット肝から精製し、そのN-末端アミノ酸配列を決定した。ついでそれに基づき、DNAオリゴヌクレオチドを合成した。そしてそれをプローブとして用い、ラット肝C-DNAライブラリーから本酵素遺伝子C-DNAをスクリーニングし、クローニングすることに成功した。
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