研究課題/領域番号 |
03670210
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細菌学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
洪 卿秀 (KYONGSU Hong) 大阪大学, 医学部, 助手 (30158894)
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研究分担者 |
井上 公蔵 大阪大学, 医学部, 教授 (10028300)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1991年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | Streptococcus pyogenes / e'mm3(M3遺伝子) |
研究概要 |
目的;Streptococcus pyogenesは菌体表層上のM蛋白の抗原性の相違により80種類以上に別れるが、M蛋白をもつ菌は多核白血球の貧食に低抗性を示すことからM蛋白が重要なビルレンス因子と考えられている。我々は、SSPーPCR(Single Specific Primer Polymerase Cham Reaction)法を用いてC203株からemm3遺伝子のクロ-ニングを試みた。方法;Mb構造遺伝子を含んだpJRS42.50(Dr.June R、Scottより供与)から大部分のM6遺伝子を保有したMspI/PvuII fragmentを得、精製した。S.pyogenes C203株由来の遺伝子は菌体をSDSで溶かし、proteinase K.CTAB(hexadecyl trimetyl ammonium bromicle)を用いて蛋白,polysaccharideなどを除き,DNAをisopropanol沈殿により回収した。M6遺伝子由来のMspI/PvuII fragmentをDigoxigennで標識し、hybridizationを行った。SSPーPCR法はPrimer1としてM遺伝子のleader seguence中の保存領域のorigonucreotide(5'>TCG CTT AGA AAA TTA AAA ACA GGA ACG>3')とprimer RV(pumer G)のvectorに相補的なorigonucreotideを用いての増幅を行った。結果と考察;Digoxigenin標識MspI/PvuII fragmentを用いてC203株のEcoRl処理DNAとDotーblot hybridizationを行ってみると,positive spotが検出された。更にSSPーPCR法を用いて約1KbのDNAを中心として5ー6本のDNAを増幅させた標品をDigoxigenin標識MspI/pvuII fragmentを用いてDotーblotを行なって見るとpositive spotが検出され、又、Agarose電気泳動後、Southerm blot hybridizationを行って見ると約1kbのDNAとhybridigeした。この約1kbのDNAがemm3遺伝子由来のものと考えられ、このDNAを精製し、更に現在このDNAのsubcloningを試みている。
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