• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

がん検診への期待度とがん検診における偽陽性・偽陰性の許容限界との関係

研究課題

研究課題/領域番号 03670284
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学
研究機関岐阜大学

研究代表者

清水 弘之  岐阜大学, 医学部, 教授 (90073139)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1991年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードがん検診 / 偽陽性 / 偽陰性 / がん死亡率
研究概要

一般住民のがん検診に対する期待度を知る目的で、平成3年9月、岐阜県内99市町村へ依頼し、それぞれで任意に選ばれた住民10名ずつ(未記入部分が多い25名を除く計975名)に近年の胃がん死亡率の減少が何に起因すると思っているかを調査した。合わせて、G県およびS県の医師会員の中から任意に選んだ24名について、ほぼ同時期に同様の調査を行った。減少分を100%とした場合のがん検診による寄与分を、一般住民は平均56%、医師も平均56%と回答した。次いで治療法の進歩の寄与分が高い(一般=29%、医師=24%)と回答された。発生率の減少によると回答したのはわずか(一般=10%、医師=15%)であった。
一方、がん検診はスクリ-ニング検査なので、いわゆる見逃し、精検への回し過ぎが生ずることは止むを得ないと断わって、それぞれの許容限界を同集団にたずねた。胃、肺、大腸、乳、子宮各部位のがん検診の見逃し許容限界は一般でおよそ1,100〜1,300人に一人まで、精検への回し過ぎは21〜23人まで、医師はそれぞれ250〜360人に一人、41〜25人までと回答した。上述の検診への期待度との相関は認められなかった。(期待度と見逃しとの相関係数r=0.045、精検への回し過ぎとの相関係数r=-0.008)。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 清水 弘之: "がん検診への期待度とがん検診における偽陽性・偽陰性の許容限界との関係" Innervision.

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi