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脊髄後索の上行性1次知覚ニュ-ロンにおける軸索輸送動態の研究

研究課題

研究課題/領域番号 03670411
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 神経内科学
研究機関筑波大学

研究代表者

永田 博司  筑波大学, 臨床医学系, 講師 (10198335)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1991年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード知覚ニュ-ロン / 軸索輸送 / 未梢神経
研究概要

脊髄後索の1次知覚ニュ-ロンに病変の主座を持つ疾患がある.また,軸索変性の発症のメカニズムに軸索輸送の異常の関与が示唆されている.そこて,これまで検討されていなかった後索内の上行性ニュ-ロンにおける速性軸索輸送の動態をラットを用いて検討した.35Sーmethionineを麻酔下でラットの後根神経節に微量注入し,一定時間後,ラットを灌流固定し,脊髄,坐骨神経を摘出した.5mm長のセグメントに細断し組織溶解剤で処理後,各セグメントの放射活性を測定し,輸送された標識タンパクの波動を検出した.輸送速度は中枢側(後根・脊髄)では15.48mm/hour,未梢側では20.29mm/hourと,中枢側でやや速い傾向を示したが,有意な差ではなかった.脊髄内のニュ-ロン軸索の軸索輸送の動態に関してはれまでに報告はなく,本研究によって開発した方法により,その動態の解析が可能であることから今後,実験モデルへの応用が可能であると思われる.

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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