研究課題/領域番号 |
03670579
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
長尾 桓 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (90143487)
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研究分担者 |
渡辺 建詞 東京大学, 医科学研究所, 教務職員 (90201178)
冨川 伸二 東京大学, 医科学研究所, 助手 (40164016)
三田 勲司 東京大学, 医科学研究所, 助手 (30190672)
井上 純雄 東京大学, 医科学研究所, 助手 (80147090)
杉本 久之 東京大学, 医科学研究所, 講師 (20107428)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1991年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 異種移植 / 肝移植 / PC-1 / 血漿交換 / PCー1 |
研究概要 |
移植医療が現在直面する問題の1つにドナーの不足がある。すでに欧米ではドナー臓器の不足から移植を受けられないまま待機中に死亡してしまう患者が数多く出ている。この問題を解決する方策の1つとして異種移植、すなわちヒト以外からヒトへの移植が追究されている。しかし異種移植における免疫学的障害は大きく未だ動物実験の域を出ないのが現状である。今回の研究では大動物を用いて異種移植を行い、その長期生存を目指した。異種移植における免疫学的障害の最も大きいものは自然抗体の存在であり、その制御を如何に行うかが移植の成否にかかわる。筆者らは自ら開発した新しい吸着剤PC-1による自然抗体の吸着除去を試みたが、PC-1の吸着特異性に問題があり本法による抗体除去は困難であった。ついで既に確立した抗体除去法である血漿交換を行ったが、肝移植のような侵襲の大きい手術の前後に血漿交換を行うことは動物の循環動態を著しく悪化させ生存を難しくした。 今後は吸着療法、血漿交換、免疫抑制剤の組合せによるより副作用が少なく、より効率のよい併用療法の検討が必要であろう。
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