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食道で検知する振動の分析と食道癌の心嚢および大動脈浸潤の術前診断への応用

研究課題

研究課題/領域番号 03670604
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関東北大学

研究代表者

赤石 隆  東北大学, 医学部, 助手 (60191847)

研究分担者 土井 秀之  東北大学, 医学部附属病院, 助手 (90188839)
諸星 保憲  東北大学, 医学部附属病院, 助手 (60239712)
西平 哲郎  東北大学, 医学部, 講師 (50101142)
研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1991年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード食道 / 振動分析 / カテ-テル / 大動脈浸潤 / 術前診断 / 周波数分析 / 食道癌
研究概要

器械の作成:以下のように測定器を作成した。
カテ-テル型振動ピックアップ外径5mm,長さ120cm→チャ-ジアンプ→シグナルバッファ-→高速AD変換器→制御盤→高速フ-リエ変換装置
結果はパ-ソナルコンピュ-タ-を経てディスクに保存される。
食道内振動の測定:健康成人に対し、カテ-テルを食道内に挿入し、計測を行った。その結果以下の知見を得た。
モニタ-に振動波として捉えられるのは鼻口から約25cmより奥にセンサ-があるときであって、振動のほとんどが心あるいは大動脈で発生することが裏付けられた。またその波形は中部食道と下部食道では異なり、心房の存在の関与が示唆された。
周波数分析では、20Hz以上の波は正常食道では検知し得ず、周辺の軟部組織及びコンプライアンスに富んだ食道壁により干歩されているものと推測された。
以上の結果は学会発表の予定である。
現在食道癌の症例につき癌のために硬くなっている領域での振動波及び癌の大動脈浸潤部の振動波を計測、蓄積している。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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