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合成ペプチドによる塩基性線維芽細胞増殖因子の受容体結合阻害と血管新生の抑制

研究課題

研究課題/領域番号 03670629
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関九州大学
大分医科大学

研究代表者

佐藤 靖史 (1993)  大分医科大学, 医学部, 助手 (50178779)

一宮 仁 (1992)  九州大学, 医学部, 助手 (10183170)

牧野 剛緒 (1991)  九州大学, 医学部, 助手 (30219307)

研究分担者 佐藤 裕  九州大学, 医学部, 助手
千々岩 一男  九州大学, 医学部, 講師 (90179945)
一宮 仁  九州大学, 医学部, 助手 (10183170)
研究期間 (年度) 1991 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1992年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1991年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード血小板第4因子 / bFGF / 血管新生 / ヘパリン結合 / アミノ酸フラグメント / FK506 / 肝再生 / 肝切除 / タンパク含有量 / DNA含有量 / DNA合成 / 肝機能
研究概要

血小板第4因子(PF-4)には、塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)の受容体結合阻害活性と、血管新生のin vitroにおける抑制作用があり、その活性中心は、ヘパリン結合部位であるC末端の10個のアミノ酸フラグメントに存在する。
そこで本年度では、bFGFの受容体結合阻害活性を持つ最小アミノ酸単位を決定すべく、C末端の10個のアミノ酸フラグメントC-10(KKIIKKLLES)のうち、特にヘパリン結合性に関与していると考えられる6個のアミノ酸フラグメントC-6(KKIIKK)を作成し、その活性をC-10と比較した。その結果、C-6には活性は認められず、このことは、アミノ酸の荷電のみならず、アミノ酸フラグメントの三次元構造も重要であることを示唆している。さらに次に、C-10の血管新生抑制活性をin vivoの系で検討した。dorsal air sac法により観察されるマウス背側皮下での血管新生を、C-10が抑制しうるか否かを検討したが、C-10の静脈投与では血管新生を抑制することはできなかった。この結果から、C-10の投与量の問題とともに、in vivoの血管新生にはbFGF以外のファクターが同時に関与していることが考えられた。

報告書

(4件)
  • 1993 研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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