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培養内皮細胞の受傷部に於ける細胞遊走性・形態変化とその"流れ"による影響

研究課題

研究課題/領域番号 03670661
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 胸部外科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

井元 清隆  横浜市立大学, 医学部, 講師 (40203335)

研究分担者 近藤 治郎 (近藤 治朗)  横浜市立大学, 医学部, 助教授 (00046038)
松本 昭彦  横浜市立大学, 医学部, 教授 (20045975)
研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1992年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1991年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード培養血管内皮細胞 / wound model / 細胞遊走性 / 形態変化 / 内皮増殖因子 / 生体親和性 / 血管内皮細胞 / 細胞遊走
研究概要

1、Confluentになった培養血管内皮細胞の半分を機械的に剥離しwound modelを作成した。作成したwound modelの辺縁より遊走する血管内皮細胞をvideomicroscopeおよび顕微鏡写真にて観察しその個々の細胞の遊走距離、形態変化、および細胞全体の遊走面積の観察を行った。コントロール細胞の平均遊走距離は224±153μm/24hours(mean±S.D.)であった。
2、EDTAを加えたZero calcium液では24時間後には細胞の遊離が認められた。遊走距離は111±79μm/24hoursと減少する傾向にあった。0mM,10mMATPでは遊走距離に有意の差は認めなかった。
3、受傷部位周囲の血管内皮細胞の接着分子(ICAM-1,VCAM-1)の発現について免疫染色を行ったが明らかな染色は得られなかった。
4、受傷部血管内皮細胞治癒促進を目的にウシ血管内皮細胞とヒト脂肪組織、ヒト横紋筋、ヒト大網組織、ヒト静脈組織とのcollagen gelを用いてのco-cultureを行った。ヒト組織をコラーゲンゲル内に包埋しその上にウシ血管内皮細胞を重層した。内皮増殖を検討したところヒト横紋筋、ヒト大網組織で内皮増殖作用が見られた。
5、受傷部血管内皮細胞の増殖に注目した基質の細胞親和性検討法として培養血管内皮細胞、線維芽細胞を布性人工血管、ePTFE,グルタールアルデヒド処理生体血管、エポキシ樹脂処理生体血管上に播種しその細胞増殖、形態を検討し、生体親和性の良好なモデルとなることが確認された。

報告書

(3件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 孟真: "生体処理法による細胞親和性の〓について -エポキシ処理とグルタールアルデヒド処理" 人工臓器 印刷予定. (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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