研究課題/領域番号 |
03670666
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
東舘 雅文 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (90138917)
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研究分担者 |
今井 康晴 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (30075246)
別府 俊幸 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (30181481)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1991年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 肺動脈絞扼術 |
研究概要 |
1、装置はスクリュウ調節器、スネア部分、スネアとスクリュウ調節器とを結ぶカテ-テルで構成した。スクリュウ調節器はステンレス製、直径7mm、長さ20mmの円筒型で、内部にネジ送り機構を利用した調節機構を備えている。ワイヤ-はカテ-テルの内空をとおり、他方の先端からつき出ている。このワイヤ-を肺動脈の周囲に巻き付け絞扼させた。血管を絞扼する部分は、ワイヤ-が組織を損傷しないように、ゴアテックス人工血管でワイヤ-を覆った。 2、スクリュウ調節器は皮下に植え込んだ。必要に応じて皮膚の上から挿入した直径1mmのドライバ-により清潔に調節できようにした。スクリュウを一回転させると直径で0、14mm、円周で0、44mmと細かく増減でき、最大で円周が14mmの間で増減調節ができるようにした。 3、実験犬を使用し左開胸し、主肺動脈にバンヂングした後閉胸し、調節装置は皮下においた。x線透視下に、右心室圧と肺動脈圧をモニタ-しながら、皮膚のうえからスクリュウを回して絞扼を増減させて、微調節可能な事を確認した。
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