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多剤感受性大腸菌によるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌尿路感染症の駆逐

研究課題

研究課題/領域番号 03670749
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関信州大学

研究代表者

小川 秋實  信州大学, 医学部・泌尿器科, 教授 (10009954)

研究分担者 三沢 一道  信州大学, 医学部・付属病院泌尿器科, 助手 (40239215)
渡辺 健二  信州大学, 医学部・付属病院泌尿器科, 講師 (00115388)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1991年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードメチシリン耐性黄色ブドウ球菌 / 尿路感染症
研究概要

われわれは、尿路に定着したメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を、多剤感受性大腸菌を接種することにより駆逐できるか、ラットを用いて実験した。
方法:ラット60匹を開腹し、膀胱を開いて塊状にした絹糸と伴に10^5個のMRSAを接種し、10日後に多剤感受性大腸菌10^5、10^6、あるいは10^7個を追加接種した。その2あるいは3週間後に開腹して膀胱尿を全量採取して、ブドウ球菌と大腸菌の菌数を算定した。
結果:ブドウ球菌接種10日後に膀胱内ブドウ球菌数は約1×10^7個になった。大腸菌を接種した2あるいは3週間後に膀胱内ブドウ球菌数は約1×10^7個で、大腸菌は殆ど定着しなかった。即ち、大腸菌を追加接種しても、膀胱内に定着したブドウ球菌を駆逐できなかった。次に、大腸菌のかわりに緑膿菌を用いて同様の実験を行ったが、緑膿菌もブドウ球菌を駆遂できなかった。
今後、メチシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA)によるMRSAの駆逐を試みる予定である。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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