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子宮内膜の脱落膜化調節機構に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03670779
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関三重大学

研究代表者

山本 稔彦  三重大学, 医学部, 講師 (80135459)

研究分担者 中 義尚  三重大学, 医学部・附属病院, 助手 (40237194)
西山 真人  三重大学, 医学部・附属病院, 助手 (10218224)
研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1991年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード子宮内膜 / 脱落膜 / 脱落膜化 / 上皮成長因子 / LHーRH / 蛋白リン酸化反応 / cAMP / cGMP
研究概要

ヒト子宮膜間質細胞培養系およびヒト妊娠初期脱落膜細胞培養系を用い,Epidermal Growth Factor(EGF)受容体についてScatchard Plotsを中心として解析した。子宮内膜間質細胞には単一のEGF受容体(Kd=0.95±0.31nM,Bmax=16.6±7.9pM/2×10^5cells)が存在し,脱落膜化に伴い,Bmaxは平均5.4倍まで著明に増加した。
LHーRHは脱落膜化を促進するとともに,EGF受容体のBmaxを低下させた。妊娠初期脱落膜細胞におけるEGF受容体のBmaxは,Phorbol 12ーmyristate 13ーacetate(PMA)の添加により用量依存性に低下(〜25%)し,Genisteinの添加により上昇(〜140%)したことから,EGF受容体の発現にはProtein Kinase C作動系とTyrosine Kinase作動系とがともに関与しているものと考えられた。
妊娠初期脱落膜細胞培養系にPMAとH7あるいはGenisteinを同時添加すると,PMAにより惹起されたEGF受容体の変化(Bmaxの低下)は明らかに減弱した。妊娠初期脱落膜細胞培養系へのDibutyryl Cyclic Adenosine 3':5'ーMonophosphateあるいは8ーBromoーCyclic Guanosine3':5' Monophosphateの添加は,EGF受容体のKd・Bmaxに何ら影響を及ぼさなかった。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 二村 典孝: "ヒト子宮内膜間質細胞の脱落膜化過程におけるEpidermal Growth Facton受容体発現とその調節機構に関する検討" 日本受精着床学会雑誌. 9. 266-269 (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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