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MRIにおける画像障害因子の発生と除去に関する実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 03670948
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 外科・放射線系歯学
研究機関九州大学

研究代表者

米津 康一  九州大学, 歯学部, 助手 (70167039)

研究分担者 豊福 不可依  九州大学, 医療短大, 助教授 (10117179)
湯浅 賢治  九州大学, 歯学部, 助手 (40136510)
田畑 修  九州大学, 歯学部, 助手 (50150470)
研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
400千円 (直接経費: 400千円)
1992年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワードMRI / アーチファクト / 歯科用金属 / スピンエコー法 / グラジエントエコー法 / ア-チファクト / 歯科用合金 / 永久磁石型 / 超電導型
研究概要

実験に用いた装置は0.2TMR装置(永久磁石型)と1.0TMR装置(超電導型)であり、歯科用合金は日常の歯科臨床で用いられている鋳造用合金12種類(金合金5種類、金銀パラジウム合金2種類、パラジウム銀合金1種類、銀合金3種類、錫アンチモン合金1種類)、骨接合用プレート(ステンレススチール、純チタン)、アマルガムである。なおコントロールにパラフィンワックスを用いた。金属の大きさはプレート以外は1.2mm×10mm×20mmの直方体に統一した。撮像方法はスピンエコー法とグラジュエントエコー法で、撮像パラメータは繰返し時間、エコー時間、フリップ角は臨床で使用している条件と同一にした。結果は以下の通りであった。
(1)アーチファクトの種類として1)金属周囲の無信号領域、2)無信号領域周囲の高信号領域、3)像の歪みの3種類が出現した。
(2)撮像方法の違いではT1強調像よりT2強調像で、また静磁場強度の違いでは0.2TMRIの方が1.0TMRIより強いアーチファクトが出現する傾向がみられた。
(3)金属の厚み、形態がアーチファクトの出現に関与する可能性が示唆された。
4)強磁性体を含む金属の場合、画像障害の発生が著明であり、特に術後の再建にはステンレススチールプレートよりチタンプレートを用いることが望まれる。
今後は金属の厚み、形態の違いによるアーチファクトの差についてさらに検討し、金属によるアーチファクトの除去に関して検討を続けていきたいと考えている。

報告書

(3件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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