研究課題/領域番号 |
03670957
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科・放射線系歯学
|
研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
鈴木 規子 昭和大学, 歯学部, 講師 (10112731)
|
研究分担者 |
和久本 雅彦 昭和大学, 歯学部, 助手 (60220852)
片岡 竜太 昭和大学, 歯学部, 助手 (20214322)
|
研究期間 (年度) |
1991 – 1993
|
研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
|
配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1993年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1992年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1991年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
|
キーワード | 比較言語学的研究 / エレクトロ・パラトグラフィー / 音響分析 / 側音化構音 / 口蓋裂 / 言語障害 / 英語 / 日本語 / 構音障害 / 比較言語学 / エレクトロパラトグラフィ- / 硬・軟口蓋エレクトロパラトグラフィ- |
研究概要 |
当初立案の研究計画のうち、昨年度はとくに英国人における側音化構音、口蓋化構音などの動態と日本人における側音化構音、口蓋化構音の観察をおこなった。本年度は さらに採集された患者の資料の分析を進め、側音化構音構音時のEPG法による舌接触の動態と周波数分析による音響分析結果の関連について検索を行なったところ、言語は異なっていても英語における側音化構音と日本語における側音化構音は類似の傾向がみられることが明らかとなった。 結果としては、イギリス英語においても日本語においても、側音化構音時には舌により硬口蓋が閉鎖されたままで音が産生されており呼気は臼後部より口腔前庭を経て流出していた。また舌の接触パターンはいくつかのタイプがみられていた。側音化構音時の周波数分析の結果ではエネルギー成分がピークの時点の周波数が健常人と比較して低い傾向であった。 本年度はイギリス人研究者が日本を直接訪問し、日本人のデータの比較確認をおこなった。これらの結果について1995年国際音声処理会議(1995年9月、横浜)にて発表を行なった。
|