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小児期における唾液腺機能発達と食生活環境の関連に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03670986
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 小児・社会系歯学
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

桑原 未代子 (〓原 未代子)  藤田保健衛生大学, 医学部・歯科口腔外科, 助教授 (40070940)

研究分担者 杉浦 直樹  藤田保健衛生大学, 医学部, 研究員 (00235871)
中村 美保  藤田保健衛生大学, 医学部, 医員
根来 道恵  藤田保健衛生大学, 医学部, 医員
木造 博貴  藤田保健衛生大学, 医学部, 助手 (20257629)
佐藤 公治  藤田保健衛生大学, 医学部, 助手 (90235341)
山内 隆之  藤田保健衛生大学, 医学部・歯科口腔外科, 助手 (80230308)
河合 圭子  大垣女子短期大学, 歯科衛生科, 講師 (00141391)
研究期間 (年度) 1991 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1992年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1991年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード混合唾液分泌量測定 / 重量法 / フッ素濃度を指標とする方法 / 食生活 / 小児 / 唾液腺疾患 / 唾液分泌量 / フッ化物洗口法 / 食生活習慣 / 採唾管による分泌量測定 / 混合唾液流出量 / 小児口腔乾燥症 / 小児舌痛症 / フッ素洗口法 / 混合唾液分泌量 / 刺激唾液分泌量 / 日本人女子 / 食態 / 既往歴
研究概要

本研究により結果は次の通りである。
1.ライフサイクルを通じて臨床的混合唾液流出量の検索法について検討を行った。すなわち各種唾液流出量測定法のうち,採唾管による方法,フッ素濃度を指標とする方法,重量法を比較検討した。結果,幼児から行い得るのは重量法であり,個体の年令に全く関係なく測定が可能であった。
2.同一個体に対し,フッ素濃度を指標とする方法と重量法とを実施し,両者の間に相関を認めた。
3.唾液の比重については,健全な男女の混合唾液を採取して測定した結果,ほぼ一定の比重で,重量法の妥当性を確認した。
4.採唾管による方法は,本法が被験者に与える苦痛のために一般的方法ではないが,研究を理解して協力された被験者に行った。これは現在なお継続中である。しかし,フッ素法,重量法ともに相関を認めた。
5.食生活と混合唾液分泌量との関連については,食品摂取に対する嗜好,食品摂取に随伴する問題に分け,48項目について混合唾液分泌量測定と同時に調査を行った。この結果,嗜好に関する課題よりも,食品摂取時に随伴する問題,すなわち,液体による栄養摂助に対する問題が堤起された。これに従い,更に調査方法を検討し,報告する。
6.口腔内の小児成人病と考えられる口腔乾燥症,右痛症,または反復性耳下腺腫脹(非呉症性)の患児では,明らかに混合唾液分泌量の低下を示し,発達期の機能低下であることが示唆された。
臨床における唾液腺疾患は,感染症,腫瘍または唾石症などがあるが今後分泌量低下による疾患の診断を如何に行うべきか考慮しなければならない。

報告書

(4件)
  • 1993 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 杉浦 直樹、桑原 未代子: "日本人成人女子における食生活と唾液分泌両の関連" 日本小児歯科学会雑誌.

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 桑原 未代子、佐藤 公治: "小児口腔乾燥症、舌痛症の唾液分泌量と食生活の関連" 日本小児歯科学会雑誌.

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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