研究課題/領域番号 |
03671161
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
内分泌・代謝学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
西 理宏 和歌山県立医科大学, 第一内科, 助手 (90228148)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1992年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1991年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | チロシンホスファターゼ / 糖尿病 / 遺伝子発現 / クローニング / チロシンホスファタ-ゼ / クロ-ニング |
研究概要 |
1.チロシンホスファターゼ(Leukocyte common antigen-related phosphatase:LRP)cDNAのクローニング PCR法にて得られた部分cDNAの塩基配列をもとにヒト腎cDNAライブラリーよりPCR法を利用し、ヒトLRPの全蛋白翻訳領域を含むクローンを得て、その塩基配列を決定した。ヒトLRPは793のアミノ酸よりなり、また、膜貫通部を有し、2つのチロシンホスファターゼ触媒ドメインを有する受容体型チロシンホスファターゼであった。 2.ヒトRPゲノム遺伝子のクローニングおよびその構造解析 1.にてクローニングしたヒトLRP cDNAをプローブとして、ヒトLRPゲノム遺伝子のスクリーニングを続行し、得られた陽性クローンの解析を行った。しかしながら、未だにヒトLRP遺伝子の5'端をカバーするクローンを得られず、さらに解析中である。 3.糖尿病状態におけるチロシンホスファターゼ遺伝子発現 ラットLRP部分cDNAをRT-PCR法によりクローニングをおこない、これをプローブとして用い、ノザン法にて、遺伝子発現を検討した。正常コントロールラット各組織(脳、肺、肝、腎、脾、胃、小腸、大腸、骨格筋、心筋、膵)において、LRP遺伝子発現が認められた。特に、脳でその発現レベルが高かった。次に糖尿病状態(ストレプトゾトシン投与、デキサメサゾン投与)および摂食状態(自由摂食、絶食3日間、絶食後再摂食)における脳、肝、腎、骨格筋において、LRP発現レベルの明かな変化は認められなかった。以上より現在のところLRPの糖尿病との関連は否定的であると考えられた。今後LRP遺伝子発現を細胞レベルで検討するため、In situ hybridi-zation法の応用を検討中である。
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