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図形を通じた対話の形式記述とインタフェ-スシステムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 03680025
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 情報学
研究機関東京大学

研究代表者

川合 慧  東京大学, 教養学部, 教授 (50011664)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1991年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードユ-ザインタフェ-ス / GUI / コ-ルバック / ウィジェット / 制約 / 制約充足系
研究概要

本研究では,グラフィカルユ-ザインタフェ-ス(GUI)で重要な可視対話部品の構成方法について検討を行なった。
画面上に表示されるボタンやスクロ-ルバ-のような可視対話部品は、システム内部状態に対する入力と出力とをつかさどる.マウスのクリックなどの入力がなされると,可視対話部品は,あらかじめ登録されている応用プログラム内のル-チン(コ-ルバック)を呼び出し,イベントの発生を応用プログラムに伝達する。もしそのイベントによって可視対話部品の表示を変更する場合には,変更のためのパラメタ等はコ-ルバックが計算する。
ここで,本来はGUIが担当するべきである『表示における可視対話部品の相互関係』が,応用プログラムの中に書かれるコ-ルバックによって制御されなければならないところが問題となる.この形態では,応用プログラムとGUIとのモジュ-ル化は不可能である.
本研究では,GUI開発にとって極めて重要だと思われるこのモジュ-ル化の実現を目的とした。具体的には,『表示における可視対話部品の相互関係』は制約条件の集合として指定し(GUI構築時),それらの制約は制約充足系が稼動して実現する(実行時)。さらに,制約条件の記述を,可視対話部品のための表示空間そのものを使用して行なう,いわゆる直接操作の作操系列によって行なう。
以上の基本原理にもとづいて実験システムを作成し,評価を行なった。その結果,本研究で提案する構成原理により,これまでは極めて複雑で大量のプログラミングを必要としたGUIの作成に対して,非常に強力で高水準な支援系が実現可能であることを示した。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 登内 敏夫: "Creating Visual Objects using Direct Manipulation" 東京大学大学院理学示研究科情報学専攻修士論文. (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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